やれ個人情報の保護だと言って成立させた個人情報保護法、そもそもの目的は個人情報の保護では無く、政治家のマスコミからの取材対策として時の政府が成立させた物ですからねぇ。
それを大多数の国民が勘違いしてしまい、今では卒業生名簿やらすら作れない変な世の中となってしまった。
なんて事をしながらも、名前やら住所やら電話番号にメールアドレスなんてのを一切公表する事無く生活するのは意外と至難之業だったりする。
例えばゆうちょ銀行を含む銀行で口座開設となれば名前に住所は必須項目、印鑑社会の日本ですから印鑑も登録しなければならない、まっ口座開設なんてのはそうそうある事ではないでしょうけど、口座絡みで言えばクレジットカード作成するには銀行の口座情報を知らせないとなりません。
携帯電話の新規契約或いは機種変更も個人情報はかなり必要になるし、TカードやらPontaカードを作るのだって個人情報は必要ですしねぇ。
通販でお買い物すれば届けて貰うには名前と住所と電話番号は必要だし、ゆうパックやらクロネコやら飛脚やらで宅配便を送る時には送り主と受取人の個人情報てんこ盛りですよ?
これらの個人情報が何処かで誰かに売られている、これを取り締まる術は無い!漏洩した人を罰する事は出来ても、買って使用する事は罰則は無い。
保護するなら流出してしまった情報を使用した人も罰さないと、買った物勝ちとなってしまう。
まっ、時の政府がそこまで考えていれば、ベネッセの事件は起きなかっただろうなぁ、っていかにザル法でも何か問題が起きたら修正するってしておけば防げたって言うのはもっとあるのにねぇ。
修正したって事を誇らし気に言い選挙を進める、平和の党はただ自民党案に乗っかるだけだと自己アピールが出来ないだけなのでしょうか?
こんな不具合がありましたからメンテナンスしておきましたと言った方が庶民の為なのにねぇ。
妥協の為に曖昧にする、曖昧にすると綻びが出る、綻びが出たならそれを縫い直せば良いのに綻びを放置して大きな穴となっても放置する。
ベネッセは一企業ですが、国民年金なんかは年金機構が外部に業務委託してますから、年金情報がここから流出したらどうするのでしょう?
一体誰が責任取るのか??って社保庁の誰も責任取らずに今に至る、この道筋を作ったのは現与党なのですが…