東日本大震災から今日で丸3年。
大きな揺れがおさまって、電車地下鉄は止まり高速道路も通行止めとなり、隣接県から迎えに来る車と普段は駐車場に停めている車までもが道路に出てきて大渋滞!普段の数倍の時間をかけての移動に疲れたって人も大勢いたのも今や過去の記憶でしかない。
当然、その後に起きたコンビニの品不足やらガソリン不足でスタンドに長蛇の列なんてのも過去の記憶となり、節電だと街の灯りが消えていたのもこれまた過去の記憶となってしまった。
当時はまだ定期点検前の原発が何基か稼働してたと思いますが、それでも電力不足がどうしたこうしたで節電しないとなりませんって雰囲気だったのが、今では一基の原発も稼働していないのに無駄な電力使い放題。
東京でさえそんな状態ですから、東日本大震災と無関係の地域にお住まいの方々にすれば、そんな事もあったねぇとなってしまっていても、仕方無い事なのでしょう。
震災復興には金がかかると「復興」の二文字を金色の御旗として全国民から金を有無も言わさず金を毟り取る。
その毟り取った金は「復興」の二文字が付けば、何に使おうが何でもOKとなり、ホントに必要なところへは行き届かず、未だ復興に手付かずなんって場所も多々ある。
我々から巻き上げた金は復興の二文字さえ付けば、そっくり利権業者と官僚の懐にってなっているなら、それは被災者への冒涜でしかない。
まっやる事がザルなので、復興の為にやった事を悪用する不届者もいましたからねぇ。
地元の人達ですら「これに何の意味があるのか?」って復興事業がてんこ盛り、形だけの復興は真の復興に非ず。
何時まで彼等を被災者と呼び、何時まで震災からの復興と言い続けなければならないのか?
名ばかりの復興庁に言葉だけの復興、真剣に復興をと言うならば、総理大臣は福島第一原発の敷地に住み、各政党の党首は復興の進んでいない被災地に住めば良い。
ついでに官僚の官舎は全て福島県の居住制限地域に新築して強制的に全員そこに住まわせてしまえば、利権云々なんて言っている場合ではなくなるだろう。
少なくとも今のままでは今後何十年経過したって東日本大震災の被災地・被災者・復興の言葉はなくなっていない気がするなぁ。