昨日関越道で起こったツアーバスの事故、格安ツアーで金沢から東京ディズニーランドへ行くものだったらしい。
事故を起こしたバス会社は千葉県印西市にある、しかし金沢発のツアーであり東京へ到着したら帰りはご自由にってツアーとは考えられなければ行き帰りでバスが違うとも考えにくい。
と言うことは、仮に事故がなかったとしたら、今回のツアー客は同じバスで帰宅の途へつく訳で…?
それで格安なツアーが組めるってのが不思議でならない、地方から東京方面へのツアーならその地方のバス会社を使った方が無駄なコストかからないハズで、何も空っぽのバスを遠方から持っていきツアー終了したら持って帰るなんって無駄な事しても格安って?
確実に何かを異常なまで削らなければ有り得ない、安全を削ってまで安くするのは行き過ぎだと思う。
価格競争の中で厳しい経営を強いられている所は多々あるでしょうけど、削るべき所と削ってはいけない所は別なのですから、激安を売りにしている店舗はいくつもありますが、それはそれでカラクリがちゃんとあるから成立する。
まぁこのバス会社は以前に白バスやったりと違法行為をしていながらも会社として存続していたのですから、存続させた国交省の責任も問われるべきだと思いますけどね?
規制緩和がどうしたと言う評論家もいましたが、規制を再びかけるって事よりも、限度を越えた価格競争を抑える方法の提案とかは無い。
他人の運転する車に乗るって事は自分の命をあずける事、自分の運転する車に他人を乗せるのは他人の命をあずかる事、事故を起こしたバス会社はそれが理解出来てなかったのでしょうねぇ。。
大勢の他人の命をあずかる事が出来ない会社を選んだツアー企画会社も格安の意味判っていたのだろうか?