いつの間にやら、地震や津波の被害よりも原発の事ばかりになってしまった感のある報道ごっこですけど、耳馴染みのない単位が知っていて当然の如くに使われている。
まず登場したのが、シーベルトこれって一体何ぞや?そもそもの1シーベルトってのがどんな物を計る単位なのか?ミリが基本単位の1/1000でミリの1/1000がマイクロってのは分っているのですけど、そもそもの基本単位が何なのか?それを分らずしてあれこれと言われても、ピンとかいませんからねぇ。
不幸にも我が国は世界で唯一核兵器攻撃を受けた国であり、ビキニ環礁での水爆実験の死の灰によっても被爆した国民の存在する国ではありますが、核兵器においてヒロシマ型の何倍のとかナガサキ型の何倍の威力と言われたとてこれまたピンとはきませんけど、爆心地で何シーベルトだったとか或いは何シーベルト以上になるとどうだとかも言っていない…ただ現場で懸命の放水作業をする人達の健康被害はないとかばかりで、そりゃあ現場の人達の健康被害は無いに限りますけど、そればっかりで何がどう危険なのかがイマイチ曖昧なんですよねぇ。
そこに更に加わったベクレルと言う単位、これまた一体何なのか?通常の何十倍だの何百倍だのと言われたってねぇ、シーベルト同様に基本単位の意味が分らん、しかも1kgにつき〇ベクレルって、それを1年食べ続けたらこうなるって言われましても、ホウレン草を毎日1kg1年間食べるって??まぁ放射性物質以外でも毒性のある物が体内に蓄積されてそいつが何やら悪さするって事はあるので、楽観視はしませんけど全く意味の分らぬ事をワーワーと聞かされてもねぇ。
かなり深刻な問題って事は誰でも判るとしたって、何がどうなっているのかがサッパリでは見聞きしている人に伝わっていないのではと感じているのは私だけ????
難しいことを難しいまま伝えるのは誰だって出来ますけど、こう言う時こそ池上さんみたいに判り易い解説してくれないと困りますなぁ。