後輩が旅立っていました。 | オッサンの戯言

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適当に適度な更新を目指します。

一年半位前に職場から去って行った後輩が旅立ったと同僚から聞きまして…

辞めるちょっと前から、精神的に参っている様な感じで、会社を休みがちになり、出社しても何やら奇妙な行動が目立っていたので、周りも辞めて楽になるだろうと思っていたのですけどねぇ。

まぁそんな状態だったので、送別会を開いてやれなかったのが残念でしたけど、仲良かった連中と奴を誘ってのみに行こうなんて計画もありましたが、都合が合わないとかで実現せず、もしかすると都合が合わないのではなく、会いたくなかったのかなぁ?

何でも1月の半ばに自ら命を絶ってしまったとかで、複雑な家庭環境だったらしく遺体の引き取りも数週間かかったとか…そんな訳で葬儀には会社の人は誰も行けず、何処に墓があるのかも分らずで…

それにしても自宅ではなく、わざわざ自宅近所の公園で首吊り自殺とは、己の命を絶つ道具を持って家を出た時、一体何を思っていたのか?当然覚悟の死でしょうから、その勇気を死ではなく生に使えなかったのか?

自分よりも、自分の弟よりも若いのが不慮の事故ならいざしらず、自ら死を選択して実行してしまうとは少々の事ではショックを受けないはずの自分もショックは隠せなかったなぁ…

まっ黄泉の国へは、誰しも行くので早く行きたかったのだと思うしかありませんが、人の世では先輩であっても黄泉の国では向こうが先輩、妙な先輩風を吹かせていなければなと思います。

自分が旅立つのは何時になるのやら分りませんけど、その時までは目一杯生きてから旅立てればと改めて思う次第でございます。