2023 FIFA女子ワールドカップ アジア予選(2022 AFC女子アジアカップ)の記事はこちら
今月、2023年にオーストラリアとニュージーランドで開催予定のサッカー女子ワールドカップ(以下、W杯)のアジア最終予選を兼ねたAFC女子アジアカップ2022inインド(2022年1月20日〜2月6日)の出場国が決まり、日本時間26日(木)午後4時にその組み合わせ抽選が行われた。
AFC女子アジアカップのページはこちら(The AFC:アジアサッカー連盟 公式サイトより)
女子アジアカップ本大会に出場するのは以下の12ヵ国・地域である。
AFCアジアカップ Twitter公式アカウント(英語版)より
✨Presenting the 1️⃣2️⃣ teams for the #WAC2022 🇮🇳 India✨
— #AsianCup2023 (@afcasiancup) October 24, 2021
Who will be crowned the champions? 🤔Watch the Finals draw with us on October 28. pic.twitter.com/nGW4AJaci5
予選免除
インド🇮🇳(開催国)
日本🇯🇵(前回2018年大会優勝)
オーストラリア🇦🇺(前回2018年大会準優勝)
中国🇨🇳(前回2018年大会3位)
予選通過(予選参加27ヵ国・地域)
台湾(チャイニーズ・タイペイ)🇹🇼(予選A組1位)
ベトナム🇻🇳(予選B組1位)
インドネシア🇮🇩(予選C組1位)
ミャンマー🇲🇲(予選D組1位)
韓国🇰🇷(予選E組1位)
フィリピン🇵🇭(予選F組1位)
イラン🇮🇷(予選G組1位)
タイ🇹🇭(予選H組1位)
予選結果はこちら(Google公式サイトより)
初出場はイランのみで、組み合わせ抽選のポット分けは以下の通り
第1ポット
インド🇮🇳 日本🇯🇵 オーストラリア🇦🇺
第2ポット
中国🇨🇳 タイ🇹🇭 韓国🇰🇷
第3ポット
フィリピン🇵🇭 ベトナム🇻🇳 台湾🇹🇼
第4ポット
ミャンマー🇲🇲 イラン🇮🇷 インドネシア🇮🇩
組み合わせ抽選の模様と大会概要はこちら(The AFC YouTube公式チャンネルより)
そして組み合わせは以下の通りに決まった。
AFCアジアカップ Twitter公式アカウント(英語版)より
🌟 Presenting the #WAC2022 🇮🇳 India, Draw Results 🌟
— #AsianCup2023 (@afcasiancup) October 28, 2021
1️⃣2️⃣ teams are set to battle it out for continental glory!
Predict your finalists ⬇️ pic.twitter.com/JJyWNtlgSJ
○準々決勝
QF1 A組1位 v B/C組3位
QF2 B組1位 v C組2位
QF3 C組1位 v A/B組3位
QF4 A組2位 v B組2位
○準決勝
SF1 QF1勝者 v QF2勝者
SF2 QF3勝者 v QF4勝者
○決勝
SF1勝者 v SF2勝者
先述したとおり、女子アジアカップは翌2023年にオーストラリア/ニュージーランドで開催予定の女子ワールドカップ・アジア予選(オーストラリア+出場枠5+大陸間プレーオフ枠2)を兼ねている。
今大会は女子W杯本大会開催国のオーストラリアを除いた成績上位5チームがW杯本大会の出場権を得ることになっている。つまり決勝トーナメントにて準決勝進出チームはそのままW杯本大会に出場が決まる。また準々決勝敗退チーム同士で敗者復活のプレーオフにまわり、その勝者がW杯本大会に出場する(オーストラリアが準決勝に進出した場合のみ、2チームが出場権を獲得する)。敗者復活のプレーオフにおいてオーストラリアを除いた成績の6番手と7番手のチームは大陸間プレーオフにまわる。
日本はC組に入り、韓国、ベトナム、ミャンマーと同組となった。
韓国は今月アメリカとの国際試合を2試合行い、そのうち第1戦では0-0の引き分けと善戦している(第2戦は0-6)。また、今年行われた中国との東京オリンピック出場権を懸けたプレーオフでは、敗退したものの、出場するあと一歩まで迫る結果を出している。イングランドのチェルシーでプレーするチ・ソヨンを中心とするこのチームには負けられIない。
ベトナム、ミャンマーは実力では日本より劣るものの、ベトナムは昨年行われた、オーストラリアとの東京オリンピック出場を懸けたプレーオフでは、第1戦で圧倒されるも、第2戦では1-2と善戦している。ミャンマーは国内の政情不安があるなかではあるが、着実に力をつけているはずであり、どちらも侮れない存在だ。
東京オリンピック・アジア予選プレーオフ第1戦 オーストラリア対ベトナムのハイライトはこちら
東京オリンピック・アジア予選プレーオフ第2戦 ベトナム対オーストラリアのハイライトはこちら
日本は、W杯出場権に関しては余程のことがない限り、落とすことはないだろうが、アジアカップ優勝を目標にしている以上、C組を首位通過しなければならない。もし2位であれば、決勝トーナメントの相手はB組1位で、オーストラリアになる可能性が高く、一つも勝ち星を落とせない状況である。
日本は東京五輪後、JFA(日本サッカー協会)内におけるゴタゴタが影響してか、監督の就任が遅くなってしまい、代表活動も今月スタートしたばかり。他国が試合をこなしているなかで、池田太新監督のもと、後れを取り戻してほしいところだ。
尚、来月は欧州遠征となっており、オランダ女子代表との試合が発表されている。
なでしこジャパン(日本女子代表)国際親善試合【11.29@Cars Jeans Stadion(ハーグ/オランダ)】オランダ女子代表との対戦が決定 #jfa #daihyo #nadeshiko https://t.co/ffbFvpuGhm
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) October 29, 2021
'𝗢𝗵 𝗼𝗵 𝗗𝗲𝗻 𝗛𝗮𝗮𝗴...'
— OranjeLeeuwinnen (@oranjevrouwen) October 29, 2021
Op maandag 29 november komen we naar Den Haag voor een oefenwedstrijd tegen Japan!
🎟️ Start kaartverkoop:
Ma 1/11 - 12.00 uur ➡️ Oranje ClubCardhouders
Wo 3/11 - 12.00 uur ➡️ Vrije verkoop
🔗 https://t.co/BsbDjVhctE#NEDJPN pic.twitter.com/eTs84T18TT
日本にとっては強豪オランダとの試合は願ってもみないことだが、オランダは現在女子W杯・欧州予選の最中であり、親善試合である日本戦でミーデマやマルテンス、ファンデサンデンといった主力をぶつけてくるとは思えない。相手のチーム事情を考えると、本気のオランダは見れないかもしれない。それと現在発表されているのはオランダ戦1試合のみで、それ以外情報が見当たらない。中堅どころでもいいので、もう1試合組んでほしいところだ。
来年1月の女子アジアカップまで、どこまで準備ができるのか。来月の海外遠征、12月のトレーニングキャンプから目が離せない。