🔰BMW初心者→シャフト使いへの道(乗り物と食べ物と生き物と)

 

シクネスゲージを持っていない学生時代に教わった昭和式タペット調整法をやってみました、正しかったのかをシクネスゲージで測って検証したらなんと偶然?適正値でした(笑笑)

 

 
今でこそシクネスゲージなどは
Amazonやアストロで安く買えますが
 
昔は高精度の精密測定機器は非常に高価でした
 
当然私の周りは誰も持っていなくて
今考えるとかなりアクロバティックな方法で
 
 
バルブクリアランスを調整していました
 
 
 
昭和の日のイラスト
 
そんな方法がまことしやかに秘伝の奥義の様に
語り継がれている時代それが昭和でした(笑)
 
仲間内でも
 
エンジン内は素人がいじっちゃダメ
 
派と
 
三角乗りのイラスト
 
知恵と工夫で手間と時間をかければ
 
何とかなるかも派がいました(笑)
 
今回検証するのはもちろん後者が好んだ
 
 
タペット音の調整方法です
 
 
まあ、雑誌のCAR BOYが流行った時代で
 
昔のブラウン管テレビのイラスト
 
自分で趣味として車をいじる人
 
 
プライベーター
 
 
なんて言葉にプライドがあって
あこがれた時代です
 
 
バイクも8耐ではワークスのホンダと
プライベーターのヨシムラが戦い
 
自転車紙芝居屋のイラスト
 
大地主と搾取される小作農民(笑)
 
大企業と搾取される労働者(笑笑)
 
ブルジョアジーとプロレタリアのように(爆)
 
苦労している自分を
 
いろんなところに投影して?
 
苦労している自分がカッコよくみえた時代
 
「昭和」のイラスト文字(縦書き)
 
 
それが昭和なので
なんでも自分でやったんですね
 
 
おおめに見てあげてください
 
 
名付けて(笑)

昭和の匠のバルブクリアランス調整法は
どこまで正確だったのか?

です
 
昔の大きな携帯電話を使う人のイラスト

この昭和式バルブクリアランス調整方法は
ゴッドハンドと言われた先輩直伝
 

匠の技、私にとっては秘伝の奥義なんです

 

知っている人は2~3人(笑)

 

希少価値は一子相伝の北斗神拳に

近いかもしれません(近くない)

 

 

 

どんな時に使われた秘伝の奥義かというと

 

 

雑誌の後ろの売買欄での説明を鵜吞みにして

安いからってバイクを購入したら(私(汗))

 

アイドリングでカチカチ言う

ヤフオク商品説明以上の詐欺バイクだった

 

みたいな時に使う奥義です(滝汗)

 

 

 

まあ、要は緊急時の簡単応急処置法です

 

もちろんシックネスゲージなんて

誰も持ってない場合です

 

 

でもなくても大丈夫?(汗)

 

 

実家が町工場の先輩が教えてくれた

昭和の匠の荒技です

 

 

シクネスゲージを使わない

手の感覚だけで調整する奥義とは?

 

圧縮上死点を出して(これ基本)

 

タペットのロックナットを緩め

アジャストスクリューをバルブに

 

 

バルブにちょっと当たるまで
締めこんで指でロックナットを摘み
 

ロッカーアームが横には動かないけど

 

ちょっとカチカチ上下するかな?的な

ポイントでロックナットを締め込みます

 

 

アジャストスクリューとロックナットの

間には隙間があるので

 

(なかったら硬くてネジって回りません)

 

締めこんでいくうちに浮き上がってきます

 

そこでシクネスゲージを使わなくても

だいたいちょうど良くなる?

 

 
といった昭和の匠の技です(笑)

 

学生時代昭和な先輩に習った方法です

 

しかし締めこんだ終了時点でも

最終確認作業は必要です

 

ロックナットを指で摘まんで

上下にゆすっても動きが見えず

 

 

目に見えないカチカチだけ感じられる(汗)

 

目をつぶって何度も手の感覚で

覚えさせられました(笑)

 

その時の先輩のドヤ顔が悔しくて?

 

 

何十年の時を経て

実際のクリアランスはいくつなのか?

 

シクネスゲージで確認してみました(笑)

 

じゃん!
 
測った結果
 
0.05でした(モンキー基準値0.03~0.07)

 

 

まあある時は0.03とか
ある時は0.07だったんでしょうが
 
偶然にも基準値ど真ん中でびくりしました
 
指先の感覚で迷ったら広い方にして
エンジンかけてカチカチ言ったらやり直せばいい
 
昭和式バルブクリアランス調整法も
捨てたもんじゃないですね
 

 

ロッシ「なんか一人で嬉しそうだったよ(笑)」