🔰BMW初心者→シャフト使いへの道(乗り物と食べ物と生き物と)

ジェンマ250 とタクミオイル



ジェンマ250 は遠心クラッチなのでタクミオイルを躊躇なく投入。

オイルにどっぷりクラッチが浸かってる湿式クラッチのバイクは自動車用の減摩剤入りオイルを入れるとクラッチが滑ります(経験ズミ(泣))

ジェンマ250 は10w40の粘度指定ですが、エンジン雑音がガサツということもあり、5w50のスノコオイルのスベルトブランド100 %合成油を使ってました。

これがまた偶然良くって、音は静かだし、パワー感も滑らか、おまけに16000円/20Lとお安い。

そして、ちょうど?最近捻挫をして駅の階段の乗り降りが辛く、毎日ジェンマ250 で通勤してました。

そんな経緯もあり、本日いつもの通勤路で乗ってみるとオイルの違いがはっきりと判りました。

街乗りだと分かりにくいですが、バイパスを80キロ位で走るとフィーリングが良い。

発進から60キロ位までの加速がいい。

「タクミ意外といいぞ」



RnineT Racerとタクミオイル

RnineT Racerはジェンマ250 みたいにオートマじゃないのでオイルによるパワー感の変化は判りやすかったです。

結論からするとタクミオイルは意外にいい

「レスポンスもパワー感もシェブロンよりいいかも」

あと、心配なのはエステルオイルの宿命の耐久性ですかね?

まあ、オイルなんて、添加剤の塊みたいな物です。

モービルやモチュールブランドのオイルは評価された高い添加剤を使っている安心感を買う様な物。

「そこ行くとタクミは・・・」

学校で習ったエステル結合を思い出すと、シール類への攻撃性や加水分解も心配です。

安い添加剤で減摩効果がすぐなくなってしまわないか?

純正オイルだって交換直後はアイドリングが上がりますよね?

でも安い減摩剤なので、すぐに分解されて黒っぽく色がつきますよね。

それで次にエンジンをかけた時はいつものアイドリング回転数に(笑)

高いオイルは減摩剤の持ちが違います。

「でっ、何が言いたいかと言うと、最終的な結論は次回のオイル交換時期までお預けかな?」


アメリカのジェットエンジンの話?

RnineT Racerに前回入れていたシェブロンは安くて良いオイルの代表。

ハーレー時代からずっと使っています。

このシェブロンはライバル会社のオイル屋さんも評価する安くて凄いオイル。

レースでヨーロッパのオイル屋さんから聞いた話だと、アメリカ産の鉱物オイルには値段と品質では絶対に敵わないそうです。

テキサスの地面の中の原油の性能がいい(笑)って言ってました。

そこでフランスのモチュールなんかがアメリカのモービルに対抗して、エステルの合成油を必死で開発して、レースで研究して今に至るそうです。

だからアメリカの100%合成オイルの主流はエステルの合成油じゃないんですね。

桁違いのパワーを持つジェット戦闘機やボーイングの旅客機が売れるのも、世界一のオイル技術がアメリカにあったからなんですって!

昔の話しですから、今はわかんないですけどね。

ライバル会社のオイル屋さんが言うので、本当かも知れませんよね。

アメリカはパラフィンからオレフィン、ヨーロッパはエステル

じゃあ日本のタクミはなんでエステルで安いのか?

考えると恐ろしくなるので考えないようにして、こまめに安いエステルオイルを交換しましょう(汗)