ポツドールは、1年半前に芸劇で観た「夢の城」以来二度目。友だちに言わせれば、「公共のお金が入っていてあれを上演するのはすごい、興奮した」。確かにそうだけど、確実に流れる時間に対して起伏のない展開は、リアルを明確に捉えていると同時に、その起伏のない状況が快いものではないので、2度目はいいかな、と思った作品でした。そしてとびきり臭かった…(笑)
一方、本日観た映画「愛の渦」は、作品としてのあり方に興奮しました。スポーツとしてと気持ちが伴った時で、全く描かれ方が違うし、湿っぽくない。エロいけど、いやらしくない。(?)
物語の始まりとおわり(オチ)がしっかりとあった。
これはきっと好き好きだから、映画じゃものたりないという人もいそうだけど、わたしにはこれがちょうどよかったように思います。舞台版の再演があれば、ぜひみてみたいです。