◯カルチャー・ショック
異文化コミュニケーションの中でも特に引き合いに出される概念[17]。

・症状
「必要以上に手を洗う」、「うつろな視線」、「無力、見捨てられたと感じる」、「騙されているのではないか、略奪されるのではないか、傷つけられるのではないかと怯える」、「強く自国・旧友を懐かしがる」、「頭痛や胃痛、吐き気」、「抑鬱、離人感、不眠」、「慢性的不安、欲求不満、パラノイア状態」、「どうしたらいいのか方向性を見失う」、「過度な自己防衛的態度」
それぞれの文化によって異なった考え方、異なった行為が行われるということをまず理解する必要がある。異文化に遭遇した場合、それをいきなり評価するのではなく、如何に自文化と異なるのかを正確に把握し、なぜそのような違いが起こりうるのかを理解する。そして、そこで知りえた知識をもとに、即断即決を出来るだけ避ける心構えが必要である。
最近ではカルチャー・ショックは避けるものではなくむしろ克服し、自己を大きく成長させるものとして捉えられている。その成長過程(アドラーによる「異文化への移行体験」transitional experience)は大きく二つに分けられる。まず、浅い自己認識から深い自己認識への変化、次に低い文化意識から高い文化意識への変化である[2]。
新しい国に行くと買い物ひとつするにも、どこにいってよいか分からなかったり、買い物するのに何時間もかかったり、挙句の果て欲しいものが買えなかったりして無力さを感じることが多い。自己効力感(Self efficacy:ある文化の中で、場面に応じた適切な行動が取れる自信)を強めるのに一番効果的なのは、なるべく早く新しい環境について学び、慣れることである[2]。

◯逆カルチャー・ショック
研究者によっては外国に行く際に感じるカルチャー・ショックよりも、帰国してから感じる逆カルチャー・ショック(別名、リエントリー・ショック)の方が大きい、と言う人もいる。その要因としては、「自分の文化に帰る」という期待が大きかっただけに、実際は自分や母国が思ったより変わっていて「裏ぎられた」、という失望(disconfirmed expectations)が大きいからではないだろうかと考えられている[2]。

参照:Wikipedia「異文化コミュニケーション

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人は、笑いながら自分を笑わせている相手を殴ることはできない。笑っていると人を攻撃するほど体の筋肉に力を入れることはできない。ユーモアを発する人間に対して好意的な印象を持つのがユーモアの効果である。異文化衝突の多い多民族社会では、ユーモアは頻繁に見られるコミュニケーションのツールとなっている。日常の会話にユーモアを織り込むことにより、衝突を回避したり、敵対心や緊張感を緩和させたりして、人間関係の距離を縮めコミュニケーションをスムーズにする効果がある[7]。

・役割
異文化間の摩擦を和らげるのに、「笑い」「ユーモア」は大きな役割を果たす。お互いに真似をして、失敗して、笑い合って、そんな中から相互理解も生まれてくる。言葉は通じなくても、笑いの中で、異文化の者同士が本当に仲良くなれる、笑いのお陰で、摩擦を感じなくなる[10]。

・効用
欧米では30年ほど前からビジネスにおけるユーモアの効用が注目されている。1日の大半を過ごす職場でストレスを減少させ、心地よく過ごせる環境を作るということは結果的に生産性や、効率の良さにも反映される。ユーモアのある人材は企業や組織にとって有益であると考えられている。日本の大手損害保険会社の営業担当者400名を対象とした2006年のアンケート調査では、ユーモア度の高い担当者ほど営業成績がよいことが判っている[18]。

参照:Wikipedia「異文化コミュニケーション
コミュニケーション全体を100とすると、言語を使って伝えられるメッセージは全体の約35、非言語によるコミュニケーションは65(70-80)[10]を占めるといわれている。非言語コミュニケーションは、言葉だけでは伝えきれないメッセージを補うのに大きな役割を果たしている。多くの人は、言葉よりもそれ以外の表現の方をより強く真実であると感じる傾向がある。文化圏によって一つのジェスチャーや間の取り方がまったく異なる意味に受け止められがちで、言語と違い、非言語の方がより無意識のうちに使われているだけに、誤解を招き易い[7]。

参照:Wikipedia「異文化コミュニケーション