今日は術後2日目、ようやく手術した左目も自力で半分は開くようになりました。普段は白目の部分が全部赤くなっていて、かなりホラーな感じです(笑)ただ視線はまっすぐで今までさんざん悩んできた斜視とは今の段階ではおさらばできた感じでとてもうれしいです。改めて、横浜相鉄ビル眼科の大高先生のゴッドハンドぶりには驚くばかりです。写真もたくさん撮っているので(笑)また後日載せます。
今日は平成12年から11年間住んだ仙台での病院探しについて書きます。
仕事柄写真を撮る機会が多くありました。そのたびに視線がずれない位置を探してそこに強引に入り込むなんてことを繰り返してきました。それでもうまく撮れないときもありました。特に疲れてくると視線のコントロールがつかなくなります。そういう時は人と視線を合わせるのが苦痛でした。特に面談の時などは相手の目を見るのが辛かったです。
そんな中、悪意のある誰かが自分の似顔絵を描いた時がありました。通常の目の位置をわざわざずらして寄り目に書いていました。これが自分に手術を決意させました。
ネットで見ても有名な病院は関東ばかり、そんな中斜視手術の実績がある病院が仙台に二つありました。
国立病院機構仙台医療センター眼科
斜視の手術実績も年間100件以上あります。入院が必要です。
もう一つは
平成眼科病院
こちらの吉田晶子先生は斜視を扱っていて、病院自体も年間30件弱の手術実績があります。
そして、私は紹介状がいらないというなんとなくの行きやすさから、平成眼科に通院することにしました。
初めて通ったのは平成22年の夏前だったと思います。
視能訓練士の方の一通りの検査、斜視の検査をしたことがある人ならだれもがわかる、うさぎに花束としっぽを同時につける、クルマを車庫に入れる、といったものから、セミの羽をつかむ、といったものとか、プリズムを使った検査などです。そのあと、吉田先生の診察を受けるといったことを5回ほど繰り返しました。
ひとつわからないことがありました。自分の感じでは、鏡から離れると使っていない目が内側に寄り、鏡に近づくとそういうことはない。それならば鏡から離れた寄り目の数値で位置を矯正すると、今度は鏡に近づいた時は外斜視になってしまうのではないかという不安です。
しかし、この疑問を吉田先生に聞くことは出来ませんした。
そして、手術の日が平成23年3月下旬に決まりました。
しかし、ご存じの通り、平成23年3月11日、東日本大震災。
手術は延期になり、病院からの連絡で4月の下旬に行うとのことでしたが、震災後の復旧作業などの忙しさ(もしかしたら手術への恐怖をあったのかもしれません。)によって手術はキャンセルすることにしました。
そして、そのまま仙台生活を終え、平成26年の3月に東京に戻りました。
次回は東京で行った、3つの病院とそれぞれの病院の診断結果を書きたいと思います。