シュウマイとクッキー
今夜のお月様
今朝の新聞から
漫画誌『ガロ』の編集長は作品の難解さに
掲載して良いものかどうか迷ったという。
漫画の題名は「ねじ式」。1968年4月のことである。
「ねじ式」「ゲンセンカン主人」などの漫画家、
つげ義春さんが亡くなった。88歳。
起承転結のつかめぬストーリーながら、
読めばまたたく間に奇妙な異世界へ連れて行かれる。
寡作ながら魅力的な作品を残してくれた。
漫画に新しい表現の扉を開いたと評価の高い「ねじ式」だが、
掲載直後の評判は悪かった。
漫画は子ども向けという考えが残る時代である。
「メメクラゲ」に左腕をかまれた男が不思議な村の中で、
医者を探し回るー。
見た夢を下敷きにして描いた不条理な作品が
受け入れられるには、やはり時間がかかったのだろう。
67年と68年をつげさんの「奇跡の2年」というそうだ。
短い期間に「ねじ式」ほか、「紅い花」「李さん一家」
「海辺の叙景」など優れた作品を相次いで発表した。
幻想的で、作品からにじみ出てくる不安や孤独、
人間の悲しさ。学生運動で鬱屈した当時の若者たちの心をとらえた。
作品を読み返せば、そんなはずはないのにページに重さを感じる。
ページをめくる指先に湿り気や奇妙な匂いがまとわりついてくる
気さえする。どんなに拭ってもそれが消えない。
そう感じさせるのもつげさんの「魔術」か。
時代を超えても、その感触は読み継がれていく。
読めばまたたく間に奇妙な異世界へ連れて行かれる
気になりませんか?とても気になります。
図書館で借りて読みたくなりました。
お立ち寄り頂きありがとうございます。
明日からまた一週間頑張りましょう!
おやすみなさい。










