一番好きな言葉は?

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生きるためにお金は大事だけれど、
健康はお金で買う事は出来ないなあ。と
いつもそう思いながら生きています。
 
 
早くも梅雨の中休みということで、
暑いくらいの良い天気になり、
 
朝から、掃除、洗濯、草取り、ゴミ出しと
忙しく働き、汗だくになりました。
 
午後から雲行きがおかしくなり、
そのうちに雨が降り出しました。
 
昼食後は一休み、三時には予約していた
パソコンのサポートに来てくれて
30分くらいで終わりました。
どこも異常なしということで、安心して
使えそうです。
スムーズに動くようになり良かったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
人生のページ
 
子どものいのちに
 向き合うということ
 
「生まれ変わったら何になりたいと思う?」。
冗談まじりにそんな質問をしたとき、
「無になりたいです」と真顔で返してきた生徒がいた。
 
思い出すと、今でも身のすくむような気持になる。
カウンセラー失格。私は彼が発するいのちの
サインにしっかりと向き合うことができなかった。
 
歯車が一つ狂いだすと、何もかもが
音を立てて次々に崩れていく。
 
両親の離婚、それに伴う転校、クラスでの
孤立といじめ、不登校、母親のうつ病・・・・。
 
様々な問題が彼の心を覆い尽くし、その重圧に
押しつぶされそうなギリギリの状態だった。
 
彼の苦しみを少しでも和らげることができればと、
担任の配慮でなんとかカウンセリングにつなぐことができた。
 
始めこそ「何のために話をするんですか?」と
不信にに満ちた尖った態度だったが、何度か会っているうちに
徐々に打ち解けていったように見えた。
 
自分から多くを話すわけでもなく、沈黙もしばしば。
それでも時折ゲームの話やネットの動画の話などで
盛り上がることもあった。ただ、家庭のことや将来のことなど
現実の話に引き戻すと、途端に斜めに構える感じになり、
 
「考えてもしかたないんで・・・」と小声で加えるのが
口癖だった。その日、彼はいつもよりも表情が乏しく、
近寄りがたいオーラを放っていた。
 
「無になりたいです」この言葉がまさに引き金だった。
まるでこちらの不安を見透かすかのように、
妙な落ち着きをもって彼はこう続けた。
 
「今は、死ぬことしか考えていません。もういいかなって
思っていて・・・・」いつか彼の口から聞かされるだろうと
覚悟していた言葉だった。彼は言い終えると、ホッと
したようなや優しい目つきになった。
 
「なんでそんなふうに考えるの?
死ぬのだけは絶対にダメだ、ダメだって」
考える間もなしに、とっさに口を突いて出た。
 
けれども私はとにかく彼を生きるほうに戻そうと
必死になっていた。そのうち彼は涙目になって
「すみません」と言った。わかってもらえたのだと思った。
 
しかし、その週の終わり。彼は自宅の一室で、
自殺を試みたのだった。
 
その生徒が再び相談室を訪れたのは、
それから数週間後だった。通院して薬を服用している.ため、
眠気とだるさがあるという。
 
死のうとしてロープに首をかけようとしたとき、
急に涙があふれ出てきて、とまらなくなった。
 
そのとき、母親の悲しげな顔がはっきりと脳裏に
浮かんだのだと、彼は語った。
 
「そこで、冷静になったときに、なぜか思い出したんです。
カウンセラーの先生も死んじゃダメだって言ってたなあって」
この一言で、私もまた救われた思いだった。
 
坂井祐円氏  仁愛大准教授、
元スクールカウンセラー
 
 
 
 
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