いとこと話をしていた時のこと。
祖母の話になり、その後手の話になりました。
わたしは自分の手がコンプレックスです。(もっともコンプレックスのリストだったら際限なくつくれます。)
ある時期を境に、厚くて硬い手は祖母そっくりで、そのことが嫌でたまりませんでした。
そのため、眠る前のケアをして手袋をする。食器を洗う際には手袋をする。ありとあらゆることをしました。
それでも、手は元のままです。
好きな人と最初に手をつなぐ時、いつもわたしは彼にこういいました。
「わたし、手がコンプレックスなの」
これって、こういうことですよね。
私は自分のコンプレックスがあってそこが嫌いだけれど「あなたは好きでいてね」
私は手がコンプレックスで嫌いだけれど、「あなたはわたしが嫌いなその部分を好きでいてね」
どうして自分の価値を人に任せるの?
わかる。
それは何か都合が悪いことが来た時の予防線、リスクヘッジ。(本当は全然必要がないのに)
本当は「嫌い」ではなく、「自分の好きな状態または様子ではない」というだけのこと。
色々試したけれど「自分の好きなようにならない」というだけ。わたしは背が低い。とか、わたしは背が高い。と同じようなもので、自分以外の誰もきにしません。
柔らかくて、白くてしなやかな白魚のような手からは程遠いけれど、そのために好きな人と手をつなぐ機会をのがすなんて勿体無い!!
そりゃ、ハンドモデルさんみたいな手だったら素敵ですし、ハンドモデルになります(笑)が、わたしはハンドモデルではありません。それよりもいいところがあるのに、好みじゃない手というだけで、自分を隠しているなんてもったいない!!
それに自分が受け入れられない箇所を好きな人には「受け入れて」って傲慢極まりない!!!
それでもハンドケアはできる限り続けるんですけどね