色々なことがクリアになって、ご機嫌だった日のこと。海外ドラマをみていたら、森の風景が出てきました。直後、急に涙がでて止まらなくなり、訳も分からず泣き続け、そんな自分にびっくりした翌日。

 

なんだか朝から意味不明の『恐怖』に襲われました。

いろんなことがクリアになったり、ほっとした感覚を楽しめたりと順調なことがおおく、恐怖を感じる理由など思い当たることが全くないので、半ばびっくりしながら、何が怖いのかをノートにかきだしました。

 

怖いよ。こんな仕事の仕方こわいよ

大好きな海外旅行に全然行けてない、こんな生活が続いたら怖いよ

食べることは楽しんでいて、太ったら〜のようになってしまうの?!絶対嫌!

そのほか色々なことがでてきて。。。。

最後に出てきたのが

『誰かこの生活から連れ出して‼︎』

(↑ この言葉、〜に居た時と一緒)

 

高校時代に学校の交換留学で1年ホームステイをしていたのですが、その時のホストファミリーに半ば監禁のような生活を強いられていて、友達との電話も付き合いも禁止されていて、授業が終わったら家に直帰しなくてはいけなくて、親から送金されていたお金も小額ではあったものの取られたりしていたんですよね。先生に相談すればいいと今になればおもうのですが、その時は、『何年も続いている、私の学校を代表しての交換留学生だから関係を悪くしてはいけない』となぜか我慢をしていたのですね。でも、やっぱりつらくて、どうしていいか分からず、学校の講堂の前で泣いていた。その頃の私、16歳 ガーン

 

その時、たまたま講堂の前を学校で働いている女性が通りかかり、泣いている私をみつけ、話を聞いてくれたあとに、留学のプログラムを担当していた先生たちに話をし、その家族から私を引き取って新しくホストファミリーになってくれました。その女性を私は生涯MUMと呼び続けています。

 

あの時はMumが助けてくれたけれど、あの場所で私が泣いていなかったら、あの軟禁状態から脱出することはなかった。

 

偉かったね。

我慢しなくていいんだよ。

だって私はもう大人なんだから、自分の環境は自分で変えられる。

 

『ああ、そうか。』って思ったんです。

私が留学していたところは森がおおく、テレビに出ていたところも同じ設定の国、同じ州だったんです。

森を見て涙がでたのは、懐かしかったんじゃなくて、改めて分かったから。

 

私はもう

我慢しなくていい

環境は自分で変えられる