みなさまごきげんよう。

いつの間にやらバレンタイン、ぽんぽん工房です。


はいはい。




今回は久しぶりに映画以外の話ですよ。


先日観に行った「バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」は微妙な出来でした。



本日2/13の21時に、新作動画を公開します。


「踊る群青 feat.東北きりたん」


ぽんぽん工房の代表曲、踊る群青を東北きりたん(AIきりたん)に歌ってもらいました。


一応公式イラストはこれ。


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皆さんには21時前にはぜひスマホ、PCの前で全裸待機して頂きたいのですが、今回はその公開に先駆けて、本作の見どころや裏話をしようかなと思います。



AIきりたんを使おうと思ったきっかけは、現在製作中の「うまぴょい伝説」カバー。カバーを作るときにはオリジナル音源のボーカルを抜き出して使うのですが、うまぴょい伝説には公式のインストゥルメンタル音源が無いため、ボーカルの抜き出しが綺麗にできませんでした。

※補足、ボーカル抜き出し音源の作り方:通常の音源にインスト音源の波形を反転させてから足し合わせる。

参照↓

(9mmカバーというものを作り始めたきっかけの動画でもある)


そこで次に考えたのが、ゆっくり霊夢&魔理沙に歌わせるというもの。



ところが、ゆっくりを歌わせるために使うソフト、「UTAU」がMac未対応。Windowsでしか使えないソフトが多くてイヤになります。Aviutlなんかもそうですが、ニコ動で発達した文化に関わるソフトってMac未対応のものが多い気がします。


そしてたどり着いたのが東北きりたんと、彼女を歌わせることができるプログラム、「NEUTRINO」。元々きりたんや琴葉姉妹といったボイスロイド実況も好きだったのでこれだと思いました。

ついでなので、好きなボイロ実況動画も貼っておきます。



で、AIきりたんの試運転ということで踊る群青を歌わせてみたところ、非常に良い感じだったので、1曲完成させてみました。



このNEUTRINO、及びAIきりたんその他の音源たち、無料で使えてかつ初音ミクなどの所謂「ボカロ」よりも人間に近い歌声を作ることができるという特徴があります。無料ということでボカロソフトのような細かい調教はできませんが、逆に言えば調教しなくてもハイクオリティのものを作ることができます。AIが歌手として活躍するVivyの世界も近いかもしれませんね。


とはいえ、ボイロ(ボカロ)を使うのには少し抵抗がありました。昔やっていたバンドで「バンドを辞めてボカロPをやる」と言うボーカルと「それでもバンドでやっていく」と言うぼくとで対立、解散したことがあるので。そいつの活動も停滞しているみたいですし今のぼくの活動も見てないと思うので別にいいんですけど。


だって歌えないものはしょうがないし。


きりたん化にあたって、コーラスを足しました。人間、少なくともぼくではあんな完璧なハモリは無理です。以前やっていたバンドでRECした時、ぼくのコーラスが1テイクも使われなかったことがあります。メアリー・ジェーン・ケリー(MJK)の時はコーラスもいれていますが、あれはメインの歌の音源をDAW側でキーを変えて使ってます。ハモリも録ったんでけど、結果はお察しください。

そもそもぼくは、自分の曲の歌メロの譜面が把握できていません。自分の歌メロが耳コピできません。踊る群青は歌メロが比較的簡単なのでなんとかなりました。オリジナルver.と違う箇所もあるかもしれませんが、「本来作りたかった歌メロがコレ」ということにしておいてください。

Devil May Cry(DMC)やMJKは歌メロが複雑なのできりたん化は無理です。もし歌メロの譜面起こしができたら、きりたん化も考えます。また、もし今後新曲を作ることがあれば、そのときにきりたんを使うかどうかも、歌メロの譜面起こしができるかどうか次第です。


その他、オケはほとんど変わっていません。再録とかもしていません。だってめんどくさいし。ミックスはイジりました。主にドラムをMJKの時に培ったもの+αしました。その他もちょこちょこいじってます。そういやDMCの時ってほとんどミックスやってないですね。あとMJKの2サビのギターをよく聴くとちょっとミスってるんですよね。なんでミックスやってる時に気づかなかったんだろ。


今回は動画編集も結構頑張りました。今まではiMovieを使っていましたが、今回初めてDaVinci Resolveを使いました。

iMovieは操作が簡単でお手軽というメリットがありますが、その分簡単な編集しかできません。特にレイヤーが2つしか重ねられない(元動画+1)、字幕の自由が効かないという2点にはすごーく悩まされました。


上述の通り、定番ソフトのAviutl、及びその拡張プラグインであるPSDToolkitがMacで使えないので、立ち絵を歌に合わせて口パクさせるのには苦労しました。どうやったかは企業秘密です。その辺にも注目してください。

ぼくも凝り性な人間なので、動画編集も1回やり始めるとあれもこれもと徹底的にやりたくなります。Davinciはメモリ使用量がえげつないので考えものですね。あと、この動画のように立ち絵をリズムに合わせてピョコピョコさせたかったのですが、どうしてもできませんでした。またなんか考えときます。




最後に。本日2/13は東北きりたんの誕生日です。

おめでとう!

それでは。