みなさまごきげんよう。

どうも女殴ってそうな男です、ぽんぽん工房です。

そうはならんやろ。




今回は、ドラマ「君と世界が終わる日に」の2話の感想です。解説や考察という程のことは書きません。

1話についてはこちらから。『ドラマみたいだ』みなさまごきげんよう。覇王色の覇気を使いたい、ぽんぽん工房です。かっけえ(直球)。1/17から「君と世界が終わる日に(以下きみセカ)」というゾンビアポカリプス…リンクameblo.jp



ストーリーはメンバーの1人、爺が噛まれていることを他のメンバーが見つけるも口止めされる所から始まります。そこから

廃車を修理、ガソリンを調達しよう
めっちゃゾンビに襲撃される
爺噛まれてることがバレる
爺拘束、さっさと処分したいメンバーの1人と守りたい主人公で対立
主人公が責任を取るということで爺の面倒を見る
責任取らずに解放
グダグダしてたらゾンビ襲撃
主人公爺を連れて逃げる
爺限界、「ワシを置いていけ」「ダメだ」
爺パーティを逃がして死亡
パーティは自衛隊駐屯地へ

やっぱり親の顔より見たゾンビものの流れですね。主人公の彼女も本格登場しますが、話の本筋には大きく絡まないのでここではパス。


ゾンビもので「噛まれた人は絶対に発症する」は鉄板です。絶対に助かりません。同情したが故に感染が拡がるという悲劇もよくある話です。主人公は「ワクチンがあるかも」と言って生かそうとします。
セオリーを無視する主人公はゾンビものを見たことが無いのでしょうか。よく考えたらゾンビものなんて趣味が悪いものを普通の人は見ません。

爺は主人公に「役に立たなければ人間じゃないのか」「生きたいと願ってはいけないのか」と激昂します。もうすぐ死ぬ、仲間に殺されそう、となってはこうなるのも無理はありません。
それに対し主人公は「俺の母親も重病だった、新しい薬や治療法を試して最期まで生きたいと願った、生きたいというのは当然の願望だ」と諭します。

いや重病のオカンは死んでもゾンビにならへんし他人の命を脅かすこともないやん。

ここで比較するのはお門違いってもんです。


爺は「最期くらい役に立ちたい」と言ってパーティを逃がし、自分はゾンビの群れに食い殺されます。
こう書くとイイハナシダナーですが、本当にそうでしょうか。

パーティを逃がしたと言っても、メンバーが逃げ込んだシャッターを外から閉めただけ。別にシャッターの内側からでも閉められます。ゾンビを引き連れて誘導してメンバーのいる所から遠ざけた、とかでもありません。正直いなくてもなんとかなった。
また、爺は最期、ゾンビに食い殺されます。ゾンビに食い殺されるのと他メンの手によってナイフで刺し殺されるの。どちらの方が苦しいかは考えるまでもありません。主人公がさっさと手を下せば、爺が余計な苦しみを味わうことは無かったでしょう。
加えて、食い殺されたということは後にゾンビとなって蘇る可能性がある、ということです。パーティが爺ゾンビに遭遇することがあるかどうかはさておき、余計なゾンビが1匹増えるということです。人間のうちに確実にトドメをさせばそんな心配もありません。みすみすゾンビにしてしまうということは他の人間に危機をもたらすだけでなく、ゾンビになった者の人間としての尊厳も損なうということです。「あんなの(ゾンビ)になるくらいなら今ここで殺してくれ」というのもゾンビものではよくある流れですよね。



来週は過激派の他パーティが登場するようです。有刺鉄線釘バットで処刑おじさんとか出てこないかな。
それでは。