みなさまごきげんよう。
2日に1回吉沢亮と間違えられます、ぽんぽん工房です。
ぼくのブログのつかみネタ史上、1番面白くない気がします。



※以下、「ひぐらしのなく頃に」のネタバレを含みます、閲覧の際はお気をつけください。


「どうもー、(入江機関により検閲済)ですー、よろしくお願いしますー。あー、ありがとうございますー。今、縫い針の入ったおはぎを頂きました。ありがとうございますー。」
「ありがとうございますー。」
「こんなんなんぼあってもいいですからねー。」

「うちのおかんがね、アニメ『ひぐらしのなく頃に』の好きな編があるらしいんやけどね。」
「ひぐらしのなく頃にの編。」
「その名前をちょっと忘れたらしくて。」
「え?編の名前を忘れてしもて?どうなってんねん。」
「せやな」
「まあでもね、おかんの好きな編なんてね、圭一の海パンを脱がせようとする『恥晒し編』か魔法少女に転生する『妖戦し編』くらいでしょそんなもん」
「それがな、違うらしいねん。」
「いや、恥晒し編か妖戦し編くらいでしょそんなもん。」
「それがな、違うらしいねん。」
「いや!恥晒し編か!妖戦し編や!」
「いやいや違うらしいねんだから。」
「違うの?ええ?」
「色々聞くんやけどな、全然分からへんねん」
「ほな俺がね、おかんの好きな編を考えてあげるから、どんな特徴言ってた?」

「その編ではな、雛見沢大災害が起きひんかったらしいねん」
「ほう、鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編やないか。その特徴はもう鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編よ?暇潰し編や罪滅し編でも結局大災害は起こったみたいやからね。ここから絞り込むの難しいよ。まあまあでも、鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編ですよこれは。」
「ちょっと分からへんねんな。」
「何が分かれへんのよこれで。」
「俺も鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編やと思ってんけどな。」
「そうやろ?」

「おかんが言うには赤坂がL5を発症して梨花ちゃんを殺すんやってな。」
「うーん、ほな鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編と違うか。ひぐらしのなく頃に業はまだ観てへんから知らんけどな、例え無印や解とは違う流れになったとしても、梨花ちゃんにとっての救世主である赤坂がL5を発症して、ましてや梨花ちゃんを殺すはずなんかないんやから。鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編ちゃうがな。ほなもうちょっと詳しく教えてくれる?」

「圭一とレナが出てくるらしいねんな」
「鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編やないかい。圭一もレナも出てこないのは暇潰し編だけやねんから。」
「でも分からへんねん。」
「何が分からへんのよこれで。」
「俺も鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編やと思ってんけどな。」
「そうやんな?」

「おかんが言うには、間宮リナの美人局と詩音の疑心暗鬼と鉄平の登場と三四の滅菌作戦の全てが起こるらしいねん。」
「ほな鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編とちゃうやないかい。例えひぐらしのなく頃にという物語が祭囃し編とは違う結末を迎えたとしてもな。例えコンシューマー版になってオリジナルのシナリオが追加されたとしてもな。そんな今までの出来事全てが1個の編の中で起きるはずがないんやから。鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編とちゃうがな。ほなもうちょっとなんか言ってなかったか?」

「あの、梨花ちゃんが殺されへんらしいねん。」
「鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編やないか。鬼隠し編は圭一が死んだところで物語が終わって、祭囃し編はハッピーエンドやから当然殺されへんくて。綿流し編と目明し編は梨花ちゃんが自害したから他殺ではないわな。鬼隠し編か綿流し編か目明し編か祭囃し編やそんなもん。他なんか言ってなかった?」

「おかんが言うにはな、ハッピーエンドではないらしいねんな。」
「おー、ほな鬼隠し編か綿流し編か目明し編やないかい。」
「おう。」
「あれ、祭囃し編消えたよ。」
「おう。」
「絞れへん思たら絞れたよ。鬼隠し編か綿流し編か目明し編やん。ほな他なんか言ってなかったか?」

「おかんが言うにはな、L5を発症するのが圭一ではないらしいねん。」
「ほう、綿流し編か目明し編やないかい。鬼隠し編も消えたよ。また絞れたやんこれ。何これ。急に謎解きゲームみたいになってきたやん。謎を解いておかんから脱出やこれ。終盤で神っていう超自然的存在を出してきたひぐらしのなく頃に本編よりよっぽど謎解きやん。綿流し編か目明し編やこんなもん。ほな他なんか言ってなかった?」

「おかんが言うには、魅音と詩音が出てくるらしいねん。」
「うーん、綿流し編か目明し編やないかい。焦らすな、おかんちょっと。おもろいがなでも。鉄平殺しの真相が明かされへん祟殺し編皆殺し編よりおもろいがな。綿流し編か目明し編、他なんか言ってなかった?」

「おかんが言うには、魅音と詩音がどっちがどっちかわからへんらしいねんな。」
「綿流し編か目明し編やないかい。魅音と詩音が頻繁に入れ替わるこの2編はどっちがどっちかほんまに分からへんねんから。なんなら昔この2人が入れ替わったことによって。魅音と詩音が入れ替わって生きていくことになった当主としての役割も入れ替わったっていう過去があるくらいやねんから。ひと通り観てなお、やっぱり分からへんねんから。いらんねんそんなん。他なんか言ってなかった?」

「おかんが言うにはな、圭一が血まみれの魅音の幻覚を見るところで物語が終わるらしいねんな。」
「おう。...綿流し編やないかい。綿流し編に決まり。ハッピーエンドでも圭一発症でもなくて魅音と詩音が出てきて魅音と詩音がどっちがどっちか分からんくて圭一が血まみれの魅音の幻覚を見る。綿流し編に決まり!ね。初めておかんの好きなものの名前が分かりましたこれは。ね。おかんからの脱出成功。正解率1%の謎解き。やったあ。バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!おかんの好きな編は綿流し編ですもう。」

「でもおかんが言うにはな、綿流し編ではないって言うねんな。」
「ほな綿流し編ちゃうやないか。おかんが綿流し編ではない言うなら。綿流し編ちゃうがな。先言えよ。俺がバンザイしてた時どう思ててんお前。」
「申し訳ないだから。」
「ほんまに分からへんがな、どうなってんねんもう。」
「おとんが言うにはな。」
「おとん!」
「アウトブレイクちゃうかって。」
「いや絶対ちゃうやろ。もうええわ。」

「それでは。」