みなさまごきげんよう。
昨日の記事はタイトルでふざけ過ぎたかな?でも訓練されたぼくのフォロワーさんなら読んでくれるかな?って思ったら過去最高アクセス数を叩きだしました。なんだこのクソゲー。
昨日の深夜、アマプラで観たい映画があったのでそれを観ようとしたら既に1時。明日も早いので今から2時間はつらい。何か良さそうな映画は無いかな?1時間半くらいのものがいいな。
サメ映画!☆1.5!1時間10分!
役満です。
これくらいがちょうどいいかと思って観てみました。すると、まあ酷い。酷いなんてもんじゃない。
以下軽くネタバレを含みます。というか後述しますがバレるようなネタはこの映画にはありません。
役者の演技、音楽、カメラワーク、演出、全てが酷いのはもはや言うまでもないでしょう。B級サメ映画とはそういうものです。
サメ映画なのにサメがほとんど出ないのもお約束でしょうか。人間がサメに襲われるシーンでは襲われる人とCGを通り越してもはやアニメのサメが泳ぐシーンが交互に映るだけ。ただ人が溺れているようにしか見えません。なんならサメのアニメも使い回しだろ。襲われたけど助かった人も「酷い怪我」と言われているのに、体に少し血がついているだけです。
特に酷いと感じたのが、あまりにもな各シーンの繋がりの無さ。通常、映画でもドラマでも、それぞれのシーンの重なりで、ストーリーが進んで行きます。
なんでこんな当然のことを言わないといけないんだ?
この映画では「お前は誰だ?」「そのシーンいる?」「さっきのシーンの掘り下げは無し?」のオンパレードです。ストーリーもへったくれもありません。というか、アマプラの作品紹介ページに乗ってるあらすじも大嘘です。これだけ支離滅裂なシーンの積み重ねなのに、あらすじに出てくるようなシーンはありません。
パッケージ?にあるサメとエクソシストが対決するシーンももちろんありません。悪魔が乗り移った女性とエクソシストが対決するシーンが少し出てくるのですが、そこでの緊迫感の無さも異常です。セリフの言葉の酷さや棒演技が原因だと思います。
最終的な事件の解決?何を期待しているんだ?
70分くらいの尺ならちょうどいいと思った自分を呪いました。全く時間が進みません。体感時間は3時間くらいです。
そしてぼくは1つの結論にたどり着きます。
これはぼく達の考える映画を超越した新進気鋭の芸術なのでは?
にしてもクソだわ。
この映画で1番面白かったのはアマプラのコメ欄です。基本的にぼくは、アマプラのコメ欄が嫌いです。自称映画評論家みたいなのが溢れているので。お前じゃ淀川長治の足元にも及ばねえよ。令和の今、自分と同年代が対象のブログで誰が分かるんだよ、淀川長治。
しかし、この映画におけるコメ欄は大変秀逸です。
「どこを評価すればいいのかが分からない」
「叩くポイントがある映画の方がマシ」
「このコメ欄で1人でも被害者を減らさねば」
「途中でやり始めたパズドラが面白かった」
アマプラのコメ欄に関わらず、ネットという媒体で誰もが発信者になった現代、無責任な意見やコメントが溢れかえっていますが、たまにこういう秀逸なものがあるので捨てたものではありません。
あまり言ってないかもしれないんですけど、実はぼくは幼い頃から結構映画が好きです。映画紹介や考察もやっていきたいなと思っていたのですが、なんで記念すべき1作品目がこんなクソの役にも立たないB級サメ映画なんだよ。
実はお恥ずかしながら、B級サメ映画というものが初めてだったんですよね。これからも観るかどうかは分かりません。
それでは。