冷酒が美味しい季節ですね!
ということで、錫という金属を使って「酒器」を作ってみました。
錫は酸化や腐食に強く、主に酒器として利用されてきた金属です。
不純物を吸収する性質を持ち、高いイオン効果により水をまろやかにする働きを持ちます。
よって、水や日本酒の味わい・口当たりを柔らかくまろやかにする効果があるとされています。
おススメは、冷酒(れいしゅ)又は 温燗(ぬるかん)での使用です。
冷たいものはより冷たく、温かなものは長く温かく、錫の性質を生かした器としてお楽しみいただけます。
熱燗(あつかん)の場合は、容器全体も熱くなってしまいますのでおススメできません。
この作品は、純度100%の錫の表面に金鎚を使って金鎚の跡である「鎚目」を付けて、
全体の形を整えながら1点ずつ作る技法「鍛金」で作った酒器になります。
鍛金という技法による金属のクールな輝きに加え、
表面に薄らと木目模様を入れることで温かみのある柔らかな手触り感を表現しました。
【サイズ】
容量 約3勺(ギリギリまで入れると、58ml)
全体の重さ 58g
直径 約69mm
幅 約69mm
高さ 約30mm
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ひとつひとつ手作りで作りますので、ご注文をお伺いしてからの製作とさせていただきます。
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複数個ご注文の場合・・・
平らな錫の板から、ひとつひとつ鍛金技法で形を作っていきますので、鎚目模様・木目模様・全体の形は作品ごとに若干異なります。
(10個未満の製作の場合は、1~2週間後を目安にお届け致します。)
【錫の取り扱いについて】
油汚れなどがなければ、水ですすぐか 洗剤を付けた柔らかなスポンジで洗ってすすいでください。
錫は柔らかい金属ですので、スチールタワシや研磨剤の入った洗剤などを使うと傷の原因となります。
落としたり力を入れて歪めると曲がってしまいますので、ガラス製品と同じような感覚で扱ってください。
錫の融点は約230度です。直火、電子レンジでのご使用はお止めください。
冷凍室・冷凍庫に入れる事もおやめ下さい。
以上の点にご注意いただければ普段使いでも末永くお使いいただけます。