1億人の相続 | マイホームにかかる費用を1,000万円減らしたい!

1億人の相続

皆様、こんにちは。

RMパートナーズ の柴田です。


最近日経新聞に連載されている「1億人の相続 」が興味深くて

必ず目を通すようにしております。


確か、今週の月曜から始まって、本日は5回目でした。



2015年に控えている相続増税により、

今後、より多くの方が自分のこととして

相続および相続税というものを

考えていかなくてはいけない時代になります。


また、自分や親の老後、子供の将来などを考えるきっかけともなる

相続は今後重要なトピックになってまいります。


そんな意味でも興味深く読んでいるわけなのですが、

昨日の記事には結構考えさせられました。


昨日の記事は「1億人の相続4 空き家タウン」というタイトルでした。



その記事の中で紹介されていて、考えさせられたのが以下の記述です。


 首都圏の住宅地が開発から50年ほどたつと

 空き家が爆発的に増える法則に気が付いた。

 35歳前後で家を買い50年たつと85歳。

 親は寿命を迎える。

 その時、子は60歳前後で自分の家を持つことが多い。 



もちろん相続税も重要ですが、

今の住まいをだれに継がせるか、

自分が住まなくなったときに、

住まいとして、不動産資産としていかに生かしていくか・・・


はたまた、相続を受ける側からすると

親の住まいをどのようにして受け継いでいくのか

売るのか、住むのか、貸すのか・・・


これらもこれからの世の中を生きる私達にとっては

非常に重要なことです。



それにしても、開発から50年たつと

住宅地も空き家が多くなるとは・・・

その理由を聞けば確かにその通りなのですが、

ちょっと怖くなってしまいますよね。


50年たつと世代交代が起こり

住宅地も岐路というか寿命というか

そういったものを迎えるわけですね。

その法則を踏まえたうえで、

でも永きにわたって住まいのニーズがなくならなそうな、

また住む世代も適度に入れ替わっていくような場所かどうかも

不動産選びには重要になってくるのですね。



ちなみに私の住んでいる区は、一応人気の区ですので

永きにわたって不動産としての価値は落ちないだろうと

タカをくくっていたのですが、

思えば私の住んでいるエリアはタワーマンションが乱立するエリアです。

50年後には上記の法則に当てはまり、空き家が多くなっているかも。。。


 ホントに私の住むエリアは、ニュータウンのような人口構成なんですよ。

 この時代なのに、子供も多く、保育園の数が足りていなくて

 ウチの子は超待機児童でしたからね。

 で、やっとの思いで入った保育園は、

 歩いて片道25分かかるところにあるところですから。

 ウチのマンション内に保育園があるにも関わらず、

 隣の敷地にも保育園があるにも関わらず、

 まったく空きがなく、

 結局歩いて25分のところにある保育園にお世話になっている・・・

 それだけ人口構成がアンバランスなのですね。

 う~ん、わが町の50年後はどうなっているのかしら。

 きちんと居住者の新陳代謝が行われればいいのですが・・・



RMパートナーズ

柴田