楽天モバイルが2024年7月11日(木)に新型のポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket Platinum」の発売を開始しました。

 

同製品は、700MHz帯(プラチナバンド)に対応しており、6月27日(木)より商用サービスを開始したプラチナバンドの通信環境下でも利用することが可能です。

 

この記事では、同製品を実際に購入してみてのレビューと、1円でお得に購入するための方法を解説します。

 

 

 

    

現役楽天社員が解説

 

2018年に楽天グループに入社後、楽天の広告事業部でマーケティング関連の業務に携わっています。

 

MVNO時代含めて、楽天モバイルを2018年から利用しています。

 

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  楽天モバイルのポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket Platinum」って何?

 

「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は楽天モバイルの通信回線が利用できる自社オリジナルのモバイルWiFiルーターです。

 

 

 

本体価格は7,980円で、「楽天モバイル」公式サイトおよび「楽天モバイルショップ」で購入が出来ます。

 

 
  • 製品名:Rakuten WiFi Pocket Platinum
  • 移動通信方式:4Gに対応 ※700MHz帯(プラチナバンド)に対応
  • 最大同時接続台数:16台
  • 通信速度:受信時最大150Mpbs/送信時最大50Mbps
  • 連続待受時間:約260時間
  • 連続通信時間:約10時間
  • バッテリー容量:約2,440mAh
  • SIM:nanoSIM
  • 本体サイズ:約65x約96.5x約15.3(mm)、約103g
  • カラー:ホワイト

製品ページ

 

 

  「Rakuten WiFi Pocket Platinum」のメリット|実機レビュー

 

実際に製品を購入してみたので、使ってみた感想を交えてメリットをご紹介します。

 

 

Rakuten WiFi Pocket Platinumはシンプルなデザイン

 

表面に「R」のロゴが入っているだけで、シンプルなデザインです。

 

 

 

旧型機の「Rakuten WiFi Pocket 2C」は裏面に楽天パンダのロゴが入っていたので、パンダ好きの方は少し寂しいと思われるかもしれないですね。

 

画像:Rakuten WiFi Pocket 2Cの裏側

 

 

ちなみに私は、「Rakuten WiFi Pocket Platinum」のシンプルなデザインの方が気に入っています。

 

 

QRコード読み取りで接続設定が簡単

 

「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は、製品が届いてからスマホと接続するまでの設定も非常に簡単です。

 

楽天モバイル回線のSIMを端末に挿し込んだら、電源を入れます。

 

電源が入ったら「R」のロゴが浮かびあがります。

 

 

 

その後、電源ボタンの左側にある「WPS」を何回か押すと、QRコードが画面上に表示されます。

 

 

これをスマホのカメラで読み込めば、自動で接続されます。

 

PCなどカメラで読み込めない場合は、SSIDとパスワードを入力して接続します。

 

 

コンパクトで軽量なので、持ち運びに便利

 

本体サイズは、約103gと軽量で持ち運びにも便利です。

 

また、比較用に富士ソフトのモバイルルーター「+F FS050W」と並べてみましたが、以下の画像の通りです。

 

 

 

厚みもないので、小さな収納ケースに端末と充電コードを入れて持ち運びも出来ます。

 

 

ケースはAmazonで1000円弱で購入したものです。

 

 

Rakuten WiFi Pocket Platinumはプラチナバンドに対応

 

楽天モバイルは2024年6月27日から、プラチナバンドの商用サービスを開始しています。

 

24年7月15日現在、楽天モバイルのプラチナバンドは、都市部の繋がりにくいエリアに限定しているようなので、幅広く利用できるのはもう少し先の話かもしれません。

 

ですが、旧端末はプラチナバンド未対応ですので、今後より広い範囲で利用することを想定するなら、「Rakuten WiFi Pocket Platinum」がおすすめです。

 

 

詳しくはこちら

 

 

良い通信環境なら動画視聴も問題なし

 

楽天モバイル回線を入れた同製品をスマホと接続して、電波測定をしました。

 

結論から言うと、通信環境が問題なければ、動画配信サービスも問題なく利用出来ました。

 

近くの公園で測定すると下り速度は16Mbps程で、YouTubeを観ながら測定しましたが動画が止まることはありませんでした。

 

 

 

また、場所を変えてhulu(フールー)の動画を流しながら、散歩しました。

 

 

 

土手沿いということで、比較的遮蔽物が少ない環境ではありましたが、下り速度は21Mbps程でした。

 

こちらも動画視聴中、一度も止まることなくスムーズでした。

 

 

  「Rakuten WiFi Pocket Platinum」のデメリットや注意点

 

Rakuten WiFi Pocket Platinumのデメリットとしては、以下の3点です。

 

  • 5G通信に対応していない
  • eSIMに対応していない
  • デュアルSIMに対応していない

 

 

5G通信に対応していない

 

Rakuten WiFi Pocket Platinumは4G通信のみに対応しています。

 

そのため、楽天モバイルの5G通信をよく使っている人だと、速度が気になる人もいるかもしれません。

 

頻繁に動画のダウンロードなど重めの作業をやったり、家庭用のルーターとして何台も接続して固定回線化を検討している人には少し不向きかもしれません。

 

 

 

eSIMに対応していない

 

同製品は、eSIM未対応で、nanoSIM(カード)に対応しています。

 

eSIMであれば、すぐに利用開始できますが、SIMカードの場合受取りに時間がかかることがあります。

 

また、SIMカードの再発行手数料は税込3,300円です。

 

現在eSIMを利用中で、その回線を同製品で利用したい場合は、SIMカードを選択して再発行する必要があります。

 

そのため、再発行手数料が発生します。

 

 

 

DUAL SIM(デュアルSIM)未対応

 

同製品はデュアルSIM未対応です。

 

そのため、楽天モバイル回線と他社回線の両方を同時に利用することが出来ません。

 

 

これらのデメリットはありますが、楽天モバイルが繋がる環境にいらっしゃる方であれば、そこまで気にならないと思います。

 

もし、5G通信やeSIMが利用出来て、他社回線と一緒に利用したいという方がいれば、端末代は少しお高めですが、富士ソフトの「+F FS050W」がおすすめです。

 

レビューはこちらの記事で詳しく解説しています。

 

 

  【楽天モバイル】Rakuten WiFi Pocket Platinumを1円で購入|1円端末キャンペーン

Rakuten WiFi Pocket Platinum Rakuten最強プランお申し込みで1円!

最後に、楽天モバイルでは、「Rakuten WiFi Pocket Platinum」を1円で購入できるキャンペーンを実施しているので、解説します。

 

Rakutenオリジナル製品 1円キャンペーン(キャンペーンコード:1875)

 

こちらは終了日未定のキャンペーンで、Webまたは店舗で「Rakuten最強プラン」の申し込みと同時に、同製品を購入すると端末が1円になります。

 

申し込み方法は以下のいずれかです。

 

  1. 新規回線の申し込み
  2. 他社からの乗り換え(MNP)
  3. 楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)の料金プランからプラン変更(移行)手続き後、お申し込み
 
なお、注意点として2024年7月11日までに以下の製品を1円端末キャンペーンで購入したことがある人は利用出来ません。
 
  • Rakuten Hand 5G
  • Rakuten WiFi Pocket 2C
 
※キャンペーンは利用できなくても、端末を購入することは可能です。
 
なお、この1円キャンペーンを利用してお得に申し込む方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
良かったら、参考にしてみてください。