こんにちは!

40歳で看護学校に入学し、現在救急で看護師をしているルミコです。


未曾有の出来事として、生涯私たちが忘れることができない出来事の一つに「コロナ」があるかもしれません。

今では5類となって、インフルエンザと同じ感染症の類になりましたが、当時は未知のウィルスとの戦いであり、まさかこんなに長い間苦しめられるとは思いませんでした。


2019年の冬、それは一度感染してしまったら死に直結するような怖い病気と捉えられていました。

2020年の1月には日本において第一号の感染者が出ました。


私たちは感染対策を徹底しましたが、当院にも感染の波が襲ってきました。

多くの方が重症化し、挿管され、そのまま亡くなるのを目の前で見てきました。


救急車で運ばれてきた患者で「発熱、SpO2低下」というキーワードは私たちを震えさせました。

感染対策を行っているとはいえ、患者様と同じ空間に入ることはとても怖かったのを覚えています。


当時はコロナ患者に関わった医療従事者は濃厚接触として扱われ、発熱がないことを確認取れるまで在宅勤務扱いとなりました。

濃厚接触というだけで外出はできず、同じ部屋に娘と寝ていたため、娘を守るためにも、私は病院に事情を伝え、レオパレスに一時避難させてもらいました。


医療従事者を労うムーブメントがおき、私達も企業様から様々な贈り物をいただきました。懐かしい思い出です。