読書話はなかなか挟めないので

本に関する小話を。



娘が音読の宿題をしていました。



宮沢賢治

やまなし


そこそこ、読めてはいるのですがすらすらかつ区切りよく出来ないというのが悔しいよう。

レベル低くてすみません。

ここの区切り難しいね、と読んでみると


お母さん、上手じゃない?何で?


途方もない繰り返し地獄の

読み聞かせのせいかと思いました。

本1万冊は読んでないけど1000回は読み聞かせしましたね。

が、これに関しては

中高の現代文古文音読のせいじゃないでしょうか。

羅生門、徒然草、に比べると宮沢賢治は音の区切りさえ意識してオノマトペの魅力を強調すればオッケーです。意味深とはいえ文章は平易ですから。


やや現代文ずれた文章の音読のやりにくさ例に

なかなか読み進まない五重塔読みました。

ちょっと落語っぽくも感じる部位でしたが

音読にすると難しい!

でも音にするとまた違う魅力がありそうだと思いますね。



4年生の頃あまり本を読まないので

娘に読み聞かせしたことがありましたが、


実は最近また読み聞かせしています。

最近は、自分じゃどうしても読まないというので

こちらを読んでいます。





トロイア戦争のところ→イアソンの冒険へ

→ヘラクレスの冒険→ペルセウスの章


この本、姉が教養としておすすめ

(実家にもあり私も読了)とくれたのですが

絵の雰囲気と展開の辛辣さに娘はずっと避けてきました。(神様ものはたまにひどく辛辣ですよね)

ギブ、と手放しかけたのですが

思いとどまり

読み聞かせとなりました。

児童文学大御所石井桃子さん編。

多分前より読みやすくなったんじゃないかな?


娘はトロイアを応援していたらしいですが、

ギリシャ神話だしそもそもパリスの横恋慕が原因なのでそりゃ厳しいのでは・・・



旧約聖書、ギリシャ神話、

読み切っていないけど北欧神話も、

色々物語のオマージュの元となるので

漫画、小説、映画好きだと

原点、として知ると面白いのではと思います。



旧約聖書は絵本で昔読みましたが

びっくり展開多いですよね。

不条理ファンタジー最高峰・・・(おっと)


神の怒りが天使よりもたらされるシーン

モーセの海を渡るシーン

(娘はこれって潮の干満差よねと・・・)

ノアの方舟に戻る

鳩のくちばしに光るクローバー・・・(と思ったけど違う葉っぱだったかな(?)

勿論全部は覚えていないですが

神様や天使を神々しく描く挿絵が

キレイかつ怖い本だったなあ。

絵の戦慄が凄いです。インパクトだけ残っています。



が、今探しても、ない泣き笑い

子供への決して可愛くはない芸術のぶっつけ、って減りましたね。親しませる事が主体。

美しい芸術的な挿絵や装丁の本、作って欲しいです



6年にもなって読み聞かせかあ、と思う一方、

いつかはやらなくなるんですよね。

匠ママの手つなぎ、みたいなのかな。

気づくと最後になるのかも。

母子ふれあい(受験勉強伴走を除く)の時間と思って

時間ある時は読んであげることにします。

(あんまりないけど・・・)

読むと相当眠くなるらしくすやすや寝ます。

不安な時期だから、安らぎがほしくなる

のかもしれないですね。

本を読むより、動画を観るよりも目も休まる娯楽と思って数ページだけ少しずつ読んでいます。

ちなみに私もかなり眠くなりますが内容理解の上気になるところで終わるように気をつけています。笑




トロイア戦争読み終わった後、

マンガ世界の歴史で検証していました。

パリスとヘレネはやっぱり道ならぬ恋だったのね。



娘の最近読んだ本



いただきもの


逆ソクラテスは読んでいなさそうだけど

持ち歩き本は



に変わったよう。完全、休憩本ですね。



 

 

浜村さんも順調?に読み進めているよう。数学的な内容は理解できていないと思いますが

たまに謎の横文字を喋っています。


学校ではここまでしかないとぼやいてました。

(この子いつもケーキ食べてるね・・・?)

ここからは買うか図書館で探します。



 

 



 

 



あと娘自身が、こちらの音読をしていました。

流し読みは、頭に入らないそうです。

全部は出来ないだろうけどちょっとでも頭入ってる状態で冬休みを迎えたいですね。