君は元は私の浮気相手で。
私も君の浮気相手で。
村上と付き合ってる時の里佳はやっぱり1番が村上で。
村上を失いたくなくて隠れて美咲樹と付き合ってた。
だんだん村上と上手くいかなくなって、最初はやっぱり辛くて。毎日泣いて。
でも、いつしか村上からLINEが来なくても寂しくなくなって。
そんな時、いつでもそばにいてくれて好きって伝えてくれたのは美咲樹でした。
村上と離れてる一年の間も里佳のそばにいてくれたのは他の誰でもなく美咲樹でした。
いつしか里佳の中で美咲樹はいなくてはいけない存在になってました。
村上が戻ってきてからもやっぱり美咲樹のことは手放せなくて。でも、もちろん村上のことも手放せなくて。
それでも美咲樹は毎日好きって言ってくれて。
例え嘘でも美咲樹の言葉が嬉しくて。
村上と別れて毎日泣いて泣いて泣いて。
でも、そんな時にも離れなかったのは美咲樹でした。
里佳を寂しくさせなかったのは美咲樹でした。
それなのに里佳は美咲樹の愛をどこかで疑って自分を守るために適当にあしらって向き合って愛さず、愛されることだけを望んでいた気がします。
本当に大事な人に気づかずに日々望むだけ望んで村上と比べたりしました。
でも、あの時いつでもそばにいてくれたのは美咲樹であって、例え相手が遊びであったとしても支えられていたのは事実で。
自分が1番愛してたのは村上だなんて勝手に思い込んで傷つけて、村上なんかよりも全然支えてくれて愛してくれた人がいるのに。思い出を美化して美咲樹を比べて。
結局いつだって甘えてたのは里佳の方で。
尽くしてきた、なんて言っても結局は美咲樹を不安にさせて寂しくさせて。結局は里佳の自己満でしかなかった。本当に大事なものを見失ってたのは里佳でした。気づかなかったのは里佳の方でした。
もし、里佳が美咲樹の状況で 会いたい時に会えなくてLINEもあんまりしなくて あんまり好きって伝えてくれなくて、
そんな時、他に 好きって言ったら好きって言ってくれる人と出会って、その人はいつでも自分に好きって言ってくれて、いつでも会いたい時に会えて。そんな人に出会えたら多分里佳もその人のところに行くと思う。同じことをしたと思う。
例え仲直りしても関係を続けてしまうと思う。
でも、そうなった時、里佳はいつ戻りたいっていうんだろって思った時、
自分が同じことしたらわからない。
今の人でいずれ満足してきてその人を好きになってって、そうなったら戻ろうとは思わないかもしれない。
でも、それでもやっぱりどうしても忘れられない人で。
大切さに気付いて、その人で満足できなくて一緒にいるのに苦痛に感じてきたら戻りたいって思うのかな。
でも、その時、その側にいさせてくれた人を手放して戻る決心は里佳にはできないと思う。
でも、本当に大事だって思えば全部捨てたっていいって思うのかな。
逆の立場で本当に相手のこと好きって思って相手が全部を捨てることを望んだら里佳は捨てられると思う。
でも、結局前みたいに寂しくされたら同じこと繰り返すと思う。
だから、もし、戻ってきてくれたら、
里佳は今、気付いたんだから大切にしなきゃいけない。
寂しいって思わせないよう。与えてもらうだけじゃなくて、他にいきたいって思う暇もないくらい愛してあげたい。
気づけたなら、愛したい。