ドラマ「海のはじまり」


暗くてゆっくりとしたドラマ。


1話からずっと見ています。


このドラマで知った「くまとやまねこ」という絵本。


ドラマの中に出てきた「ひよこサブレ」と「コロッケ」は食べたくなった。


ひよこサブレはまだ食べていない。

コロッケは自分で作ったのは食べてる。


ドラマに出てくるのはスーパーで買ったもので、それも買ってみて食べた。






人はいつどのように父になり、いつどのように母になるのか。この時代だからこそ伝えたい親子の愛を通して描かれる家族の物語。



毎回何とも言えない気持ちになり、また次も見ている。




ただ見ているだけで

だんだん辛くなってきた私は見なければいいのに見てしまう。



特に9話が終わったあと


誰も幸せになっていないと声が出てしまった。





自分が考えたことが思いもしない方向に進んでしまうことがある。


人生は失敗の連続で反省ばかりしている。


そんな自分を振り返りながらドラマを最後まで見るだろう。




生きているといろんなことがあり、その時その時に悩んで考えて結論を出してきた。


夫に出会って結婚したいと思い、子供が欲しいと思って子供を産んで育てた。


若い頃の考えは浅くて、困難に直面してから悩んだり考えたりしてきた。


夫がいて妻になり、子供がいて母になり。


夫がいなくなるのは想定外で、思っていたよりも早くてしかも突然で。


苦しくて切なくて哀しくてたまらない日々を送っている。



それも私の人生だと思う日がいつか来るのだろう。



誰も幸せにならないとか

誰もが幸せになるとか


そうじゃないと知る日々は夫が教えてくれたこと。



丁寧におだやかに生きて行こうと思う。

今はそれしか思いつかない。