国連本部を出て、国際赤十字・赤新月博物館へと向かいました。

 

↑こちらが入り口

赤十字と赤新月の旗があります。

 

 

【開館時間】
4月~10月 10:00~18:00
11月~3月 10:00~17:00


【入場料】
15CHF
※ミュージアムパス/スイストラベルパスで入館無料。
※2019年9月現在の情報です。

 

 

こちらの博物館は国連本部の見学者用入口のすぐ後ろにありますひらめき電球

引用元:GoogleMap

 

入口を入ってすぐ、グッズショップと受付があるので入場料とオーディオガイドレンタルの支払いを済ませます。

 

 

 

この赤十字博物館は2013年に全面リニューアルを行ったようで、とてもキレイで近代的な展示のされ方をしていました。

 

キレイで近代的な展示と言えど、内容は少し重め。

 

貧富の差や移民、紛争についてなどの解説が多いです。

 

 

 

こちらは赤十字で保管しているカルテです。

今はデジタル化されていますが、そうなる前は全て紙媒体での管理だったので、負傷者や行方不明者の登録・検索も大変だったと思います。

 

 

名前や負傷した日付、軍人なら階級等の記録がされています。

 

 

この写真は紛争で親とはぐれてしまった子どもたちです。

子どもたちの表情を見ていると、胸が締めつけられました。

写真の解像度からも分かるように、昔の出来事ではなく、現在の出来事なんです。

 

 

 

日本語のポスターもありました。 

この他にも、東日本大震災で津波の被害に遭われ、奥様の写真を持って写る男性の写真もありました。

 

 

 

この赤十字博物館のオーディオガイドがとてもハイテクで、センサーで居場所を検知し、自動でその展示の解説が流れる仕組みになっていました。

なので、じっくり展示物を見たい時に一時停止を押すくらいで、オーディオガイドを操作することはほとんどありません。

ディスプレイには今聞いている内容の項目が表示されています。

このオーディオガイド、全博物館や美術館で採用してほしいです。

本当に楽でオーディオガイドに飽きることもありませんでした。

 

 

展示の仕方も工夫してあり、実際に赤十字に助けられた人のインタビューなどを見ることが出来ます。

椅子に座って見れるので、1対1でじっくり話を聞いている感覚になり、内容も入ってくるんです。

 

 

赤十字について知るとともに、知ってもらう為の工夫も見れて、とても勉強になりました。

旅行はキレイな景色を楽しむのが醍醐味ですが、少し勉強要素を取り入れるのも有意義だと思うようになりました。

 

 

 

赤十字博物館は少し丘になっているので、国連本部がよく見えましたよ~キラキラ

 

普段は行かないようなジャンルに、あえて行くことが出来るのも旅行だと思います。

 

 

スイスツーリズムによるサイトはこちら国際赤十字・赤新月博物館
https://www.myswitzerland.com/ja/experiences/international-red-cross-and-red-crescent-museum/

 

 

赤十字博物館を出て、国連本部の正面玄関方面に戻りつつ、その途中にあるアリアナ美術館へ入りました。

 

 

りほ

 

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