国連本部を出て、国際赤十字・赤新月博物館へと向かいました。
↑こちらが入り口
赤十字と赤新月の旗があります。
こちらの博物館は国連本部の見学者用入口のすぐ後ろにあります
引用元:GoogleMap
入口を入ってすぐ、グッズショップと受付があるので入場料とオーディオガイドレンタルの支払いを済ませます。
この赤十字博物館は2013年に全面リニューアルを行ったようで、とてもキレイで近代的な展示のされ方をしていました。
キレイで近代的な展示と言えど、内容は少し重め。
貧富の差や移民、紛争についてなどの解説が多いです。
こちらは赤十字で保管しているカルテです。
今はデジタル化されていますが、そうなる前は全て紙媒体での管理だったので、負傷者や行方不明者の登録・検索も大変だったと思います。
名前や負傷した日付、軍人なら階級等の記録がされています。
この写真は紛争で親とはぐれてしまった子どもたちです。
子どもたちの表情を見ていると、胸が締めつけられました。
写真の解像度からも分かるように、昔の出来事ではなく、現在の出来事なんです。
日本語のポスターもありました。
この他にも、東日本大震災で津波の被害に遭われ、奥様の写真を持って写る男性の写真もありました。
この赤十字博物館のオーディオガイドがとてもハイテクで、センサーで居場所を検知し、自動でその展示の解説が流れる仕組みになっていました。
なので、じっくり展示物を見たい時に一時停止を押すくらいで、オーディオガイドを操作することはほとんどありません。
ディスプレイには今聞いている内容の項目が表示されています。
このオーディオガイド、全博物館や美術館で採用してほしいです。
本当に楽でオーディオガイドに飽きることもありませんでした。
展示の仕方も工夫してあり、実際に赤十字に助けられた人のインタビューなどを見ることが出来ます。
椅子に座って見れるので、1対1でじっくり話を聞いている感覚になり、内容も入ってくるんです。
赤十字について知るとともに、知ってもらう為の工夫も見れて、とても勉強になりました。
旅行はキレイな景色を楽しむのが醍醐味ですが、少し勉強要素を取り入れるのも有意義だと思うようになりました。
赤十字博物館は少し丘になっているので、国連本部がよく見えましたよ~
普段は行かないようなジャンルに、あえて行くことが出来るのも旅行だと思います。
赤十字博物館を出て、国連本部の正面玄関方面に戻りつつ、その途中にあるアリアナ美術館へ入りました。
りほ
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