風の抜ける二階の部屋で横になる。
熱中症注意のアラームがなったがお構いなし
遠く南の台風の
もたらす風が生ぬるい。
 
子どもの頃も夏はちゃんと暑かった。
ギラギラ照りつける太陽は同じ位置にあり
茹だる様な暑さ、と表現もした。
 
だが、明らかに違うのだ。
この二階の部屋を吹き抜ける
風の持つ味わいが
 
い草の匂いを嗅ぐゆとりのある風と
ただの熱波では。
 
昼寝もおちおちできやしない。
 
ブツブツ言いながらエアコンのスイッチを入れる。
 
 もはや処置なし。