美しい……

もともとボクたちは休日の昼間に一緒だったことがない。それぞれ過ごすべき場所と時間があり、彼女のその場所と時間を奪うつもりもなかった。

それでも、彼女はボクの部屋にやってきた。

そんなこと、いつまでも続くはずないじゃないか……

あの頃の彼女は美しかった。それは、哀しく煌めく小さなダイアモンドの粒のように、見落としてしまいそうなほどだったけど。