今回のワールドカップ日本代表は、事前の監督交代などのごた
ごたもあり前評判はよくなかった。その為国内での関心も薄く、
あまり盛り上がっていないという印象があった。
そんな中での日本の初戦は南米強豪コロンビア。FIFA世界ラン
キング16位という格上の相手であり今までの歴史でも日本代表
は勝ったことがない相手だ。
そんな強豪相手に前半3分、PKによる先制とレッドカードによる
退場者を出すという数的優位を生かし見事勝利した。
日本代表が南米の強豪にワールドカップで勝利するのは始め
てのことで歴史的勝利ともいえる。
この勝利自体は素直に喜びたいと思うし、短期間でよくここま
で監督がチームを引っ張ってきた。
試合そのものの評価はいいとして、今回感じたのはやはり国民
を”団結”させるのはある種の”戦い”なのだということをワールド
カップを見ているといつも感じる。ワールドカップは『武器を持た
ない戦争』とも言われ、ナショナリズムが沸騰する大会でもある。
日本でもオリンピックやワールドカップはやたらと盛り上がり、日
の丸や君が代に普段の祝日などでは見向きもしないのに代表
の試合では大いに日の丸、君が代が謳われる。
日本という国は特殊で、普段はほとんど国家意識がない、ある
いは持たなくてもよい国なのだがこういったときにはしっかりと
日の丸の元にまとまる。
そんなに日の丸に愛着があるならば普段の祝日から日の丸を
掲げろよ、と言いたくもなるが、、
ただ、これはこれで私はいいのではないか、とも思っていたりする。
ナショナリズムの行き過ぎは大きな過ちを犯すことは歴史が証明
しているし、日本という国はその意味においては元来、ナショナリ
ズムを声高に謳わなくても国民が団結できる珍しく、そして世界か
ら羨ましがられる地政学的優位性を持っているともいえる。
しかしながら昨今の国際情勢を見ていると、しっかりと外部に示す
意味での良いナショナリズム、パトリオリズムというべきかを持つ
べきだとは思う。これを培うには実は教育しかない。このあたりの
議論も別の機会にしたいと思うが今回はあくまでサッカーの話。
渋谷のスクランブル交差点が話題になるが、、まぁこの程度の
ガス抜きを若者が求めるのはいいんではないか。
色々と窮屈な世の中にはしたくないし、政治の世界のようにわざと
分裂や亀裂を起こしてそこで商売しするような政治家ばかりの世
情で息が詰まりそうだし。。
それにしても南米のチームはなぜこんなに強いんだろう、体格も
日本人とそう変わらないのに、、、、
やはり生活をかけているんだろうし国民的スポーツとして競技人
口も多いのだろう。政情不安が多い南米ではここで国威発揚し、
国民のガス抜きとのなっていると聞く。あまりにふがいない成績は
即国内の不安定をもたらす。その意味でコロンビア代表は次戦以
降死に物狂いで来ることだろう。日本代表もぜひ予選突破して
欲しい。
