5月はこの話題で持ち切りだった。
国際情勢がひっ迫する中、この話題をニューストップに持ってくる国の
愚かさを嘆くとともに、実はいつの時代も大衆はこうなんだろう、、、
という認識を再度確認できたことは有意義であった。
西部邁が常に大衆への反逆を叫んでいたことの意味がよくわかる。
だからこそ、真の意味でのエリート教育を立て直さねば国家が
危ないのだろうと思う。
以下、私の所属団体でも動画で解説番組を2本とったので
興味のある方はご覧頂きたい。
<その1>リスクマネジメント・ジャーナル 第1回 日大アメフト部の対応について1
<その2>リスクマネジメント・ジャーナル 第2回 日大アメフト部の対応について2
とはいえ考えるべき問題が認識できたことはよかった。
今回の日大の件は様々な日本社会とマスコミの問題が複合的に露見した
事例であったと思う。
あくまで私見でだが今回興味を持ったのは以下、
1、日本のスポーツ界の旧態依然の指導体制
2、大学のガバナンス問題
3、マスコミの低レベル化と稚拙さ
4、組織の危機管理体制の不備
そして、
5、一定条件下における権力による圧力(ミルグラム実験の意義)
今回は1について、、
まず、日本のすべてのスポーツにおける指導体制がいまだに
こういった勝利至上主義で成り立っているとは思わないがまだまだ
この体質が残っていることがまさに今回、日本一のアメフト部の
問題で露見してしまった。私も中学までスポーツ部に属していたが
当時のいわるゆるスポ根的な体質が耐えられなかった。
その指導体制や指導者、それを何の疑問も持たず行っている当時の
部員たちとは結局上手くコミュニケーション取れなかった。
勝つためには選手をとことん精神的に追い込む指導方法、また一種の
洗脳ともいえる指導法。短期的にはこういった方法で結果を残すことが
出来るのかもしれ無い。しかし今回問題がいみじくも露見してしまって
ように長期的に見ればこういった指導法の積み重ねが問題を表面化
させてしまった要因だと思う。
オリンピック選手やプロ野球などトップレベルでは最新のスポーツ科学
が取り入れられ、指導方法にも科学的要素が入ってきていると認識して
いるが、大学スポーツや高校野球などアマチュアスポーツではいまだに
旧態依然の指導体制が続いている現状を今回垣間見た。
これもあるも目標設定がされそれを権力から正しいと思いこまされると
マシーンのように動き、思考停止に陥って良し悪しを考えず従ってしまう
日本人の特徴を表しているよう思う。
ここのところ、相撲協会、バトミントン、レスリングなどアマチュアスポーツ界
でいくつか問題が起こっている。これを機にその指導方法を見直す機会
となればいいと思う。次回は2について・・・
