私は高齢出産で、子供を出産しました。
なかなか出来ず、しまいには子供が欲しいという気持ちに蓋をして過ごしていた数年間があります。
20代から30代ちょいまでは朝4時半出勤、そのあと転職し会社員として週5で、出社は朝8時半、帰宅は早くて19時半か21時みたいな生活をしていました。
でも、アラフォーになり、このままではやはり子供は出来ないかもしれないという気持ちに危機感を感じて、対策をたてるためにも時間に余裕がもてるように契約社員に転職。
そして、そして、長い道を経て念願の子供を出産しました。
思い出すと、赤ちゃんを抱いて過ごす昼間の穏やかな優しい時間が恋しいです。
その赤ちゃんは、もう幼児となり、まだ抱っことはいうけれど、「赤ちゃんよ」と自分で言うほど大きくなりました。
産後は、胃腸と自律神経(めまい)をやられて、胃腸クリニックと耳鼻科に結構長く通い続けました。(ほんと長かった。)
そんな私ですが、街中で赤ちゃんを見ると、赤ちゃん可愛いな、欲しいな、、、と思ってしまいます。いまは、高齢出産をしたときよりも高齢になっています。産後の私の体調不良を振り返っても現実的には無理、、、なんだよなぁーと何かモヤモヤしていました。
そんな日々の中で、三人兄弟の末っ子の私は何かの話の途中で実家の母に「もう一人欲しいけど、無理だ」と喋ったとき母が「いまいる一人をきちんと育てあげることが重要よ」みたいなニュアンスのことを言いました。
その言葉が、ストンと腑に落ち、モヤモヤが消えて行きました。
そう。
欲張らないで、目の前にあるもの、あることを満たして生きよう。
いま、を大切に。