寒い冬の夕暮れ時。

あなたはそっと私の手を

握ってくれた。

曖昧な関係なのに、

どうしてカップルのように

手を繋いだの?

私にはその疑問しか、

この手の中に残ってない。

今更、聞ける訳もなく

ただ、ただ。

心の中にそれが残るだけ。











誰かが言った。

それは彼の小さな意地悪だと。

私には切なさしか

残らない意地悪だね…。

その意地悪に

何度、涙を流したのかな。

あなたが知らない

弱い私。


















あの時からずっと

私のことをあなたは少しも

好きじゃないって言った。

私も…。

もう好きじゃない。

そろそろそれでもいいでしょ?







復讐しようとか。

幸せになっちゃダメとか。

そんなこと言わない。















だって。

笑っていて欲しいから。

あなたは笑顔が似合うから。

私もきっと、

いつか幸せになれるよね。

そう、信じて。





















これは愛じゃなくて

私の決意。