『大人になったね。』
そう言われた。
数年前の私だったら
とっても嬉しかったと思うの。
でも今は少し、切ない。
あなたが隣にいてくれたら。
そう、考えてしまう。
そんなこともうないのにね。
願ってはいけない。
扉の中の話なんだから。
そう、鍵をかけて。
きっと、わたしのことを
分かってくれてたの
あなたじゃなかったよ。
なのに、何でだろう。
あなたを見つけてしまうと、
涙が溢れてきちゃって。
ダメなわたしになるの……。
きっとそれは
あなたは一生、知らない。
それでもいつか。
どこかで会える日がないかな、
そう思うとダメで…。
願ってしまうわたしがいて。
また泣きそうになる。
あなたはわたしの王子サマ。
♔ きゃな⑅◡̈*