普通がいい、って言った。

普通って何?て彼が言った。

普通じゃないの?って




彼が続けた。










普通ってなんだろうね。

私はアタシに問いかけてみた。

街の中の普通は、

とても愛おしそうに見えて

そのよく見る普通が

いつも羨ましくって……。




彼を怒らせたかった……。

そんな訳じゃない。

ただ、街の中に溢れるている

愛おしそうなふたりに

なりたかった。












ふたりで居ることが

幸せだってあんなに思ってた。

あんなに思ってたのに。

ごめんね。

私、欲張りしちゃった。