最近、近所に白いお家が増えた。
駅まで行く道にできたから毎日その前を通る。
そのたびに思いだしてしまうんだ。
キミへの気持ちと、キミとの想い出を…。
キミを想い始めた頃も、
キミと笑い合っていた頃も…。
ずっと心の中には
キミが離れていってしまう気がして怖かった。
それが現実になってしまったあの時、
周りのものが全てモノクロに変わっていってしまう気がして。
もしも。
キミとの幸せな日々がモノクロにならずに済むなら…。
続いてたらきっと、
白い家を見た時アタシは幸せを感じてただろう。
『将来、どんな家に住みたい?』
『白い家に住みたいな。』
たった1シーンのくだらない話。
でもとっても大切な時間だったんだよ?
今は世界がモノクロだとしても。
きっとまた鮮やかな色が目の前に溢れるから…。