2019年11月上旬のドライブ旅3日目は、黒部峡谷鉄道トロッコ電車で、

宇奈月駅から欅平駅まで乗車しましたが、話を宇奈月駅まで戻します。

 

 

実は今回は事前予約制の黒部峡谷パノラマ展望ツアーを申し込んでいました。

このツアーは欅平駅から普段は入ることが出来ない、

関西電力の専用エリア内を移動して、黒部の素晴らしい景色を楽しむというものです。

 

宇奈月駅2階の受付で本人確認と手荷物検査を受けて事前説明を聞き、

指定のトロッコ電車で欅平駅までは各自での移動になりました。

 

 

欅平駅からは関西電力の方の案内になります。

ホーム横のトイレで用を足し(笑)

 

先ずはヘルメットを着用。

紙で出来た帽子を被った上にヘルメットを付けるので衛生面に配慮されていました。

 

 

先ずは駅の壁側にドアがある部分。

これは冬季歩道と言われているもので、ダム、発電所の保守用の通路です。

冬季に電車が運行出来ない間、作業員が歩いて移動するために、黒部峡谷鉄道の

鉄橋以外の場所に設置されているそうです。

発電所を持っている関電だけあって、鉄橋部分はロード(レール)ヒーティングで、

雪を溶かしているそうです。

 

 

関西電力施設内の専用電車が入線して来ました。

昭和10年頃から活躍している凸型機関車です。

 

 

この機関車は運転席が真ん中にあり、運転士は横向きで運転します。

途中で、スイッチバックをして

 

 

トンネル内で下車

 

少し歩いて竪坑エレベーター前へ。

 

この竪坑エレベーターは人荷用で人のみを運ぶ場合は36名定員。

隣に人用(6名乗り)のエレベーターもあります。

高低差200mで、トロッコ電車で牽いてきた貨車の荷物を積み下ろしなく、

貨車ごと運べる様にエレベーターの床にもレールが敷設されているのが特徴になっています。

 

 

あっという間に200mの水平移動。

 

 

竪坑エレベーターの上部駅からは、黒部ダムまでつながっているそうです。

 

 

エレベーターを降りて少し歩くと竪坑展望台があります。

 

少し雲はありますが、天気は回復して青空が広がり始めました。

真正面に国の特別天然記念物(天然保護区域)および特別名称に指定されている「奥鐘山」の全景が目に飛び込んできます。

また、欅平駅周辺からでは見ることのできない白馬鑓ケ岳などの山々も見られます。

 

 

この後は上部トンネルを歩きますが、壁面からかなり水が流れ出ているので、

レール横の歩行板を一列に約250m歩いて、出口広場に向かいます。

 

 

 

出たところは黒部川第三発電所の水圧鉄管。

 

 

ここから一気に水が流れ欅平駅の前にある発電所まで送られています。

 

この後は、登山道を歩きます。

丸太桟道を歩き、

 

 

下を覗くと欅平駅の横にある赤い奥鐘橋が見えました。

 

 

上部トンネル出口広場から約370m先、標高差約50m、

10分程度でパノラマ展望台に到着しました。
竪坑展望台では見ることの出来なかった毛勝三山などの山々が見えました。

 


紅葉も綺麗でした。

 

高圧線の鉄塔は猿飛線第3号鉄塔で、黒部川第三発電所で発電した電気を宇奈月方面へ送電されています。

ここまでは、欅平駅から歩いても来ることは可能ですが、

普段は入れない関電のトンネルとエレベーターを利用できた事は貴重な体験となり、

美しい景色を見ることが出来たのは、素晴らしい体験となりました。

 

 

 

黒部峡谷パノラマ展望ツアー

料金:大人6,000円 小学生(5・6年生)4,000円

所用時間:約6時間

設定期間:2019年は5月31日~11月11日まででした。