東北新幹線 くりこま高原駅からレンタカー運転して、まず最初に向かったのは、登米市登米町にある

「観光物産センター遠山之里」です。

ちょっとややこしいのは「登米市(とめし)」「登米町(とよままち)」と読み方が変わります。
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登米町は宮城の明治村と言われており、明治時代に建造された小学校、県庁、警察署などのハイカラな洋

風建築物が残り当時の面影を今に伝えています。


観光物産センターの隣にある、小学校として建てられた教育資料館。

入場料を払えば内部も見学出来ますが、以前訪問した時に詳しく見学しているので今回は外観だけ!

コの字型の木造校舎は美しいです。
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「観光物産センター塩山之里」の中にある

喰膳 蔵・ら~ (くらら~)へ

町の食堂という雰囲気です。
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夕食の事を考えて軽めにして注文してみました。

「はっと」単品。500円。
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はっととは?
米を満足に食べられなかったお百姓さんが、麦飯(二番米、三番米に大麦を混ぜたご飯)の他、畑で作った小麦を粉にし練って茹で上げ「はっと」として食べていました。当初、「はっと」は米の代用食でしたが、長年のお百姓さんの知恵で、より美味しい食べ物へと工夫されていったのです。こうして、美味しい「はっと」がお百姓さんの間で好んで食されるようになると、この地方を治めていた領主は、このままではお百姓さんが小麦づくりに精を出し過ぎて米づくりが疎かになるのではと心配し、この料理を食べることを禁止(法度)するようになり、それ以来「はっと」と呼ばれるようになったと言われています。 


小麦粉を練って耳たぶ程度のやわらかな生地(はっと)を醤油仕立ての汁に入れ茹であげています。

お湯で茹でて、あずき、ずんだ、ジュウネン(エゴマ)などに絡めておやつなどで食べる場合も多いで

す。


今回食べた「はっと」には、この地の名物の油麩も入っていました。
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12月の第1日曜日には「はっとフェスティバル」が開催されていますので、いろいろな種類を食べたい

方にはお勧めです。(私は4,5年前に来て多くのはっとを食べ比べました)


こちらはミニ油麩丼になります。400円。

お店のご厚意でみそ汁、漬け物を付けてくれて定食にしてくれました。
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油麩はこちら!
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油麩とは、宮城県北部の登米地方に昔から伝わる食材で、小麦粉のたんぱく質成分のグルテンを、油で揚げて作ったあげ麩です。植物油で揚げてあるので、ヘルシーな食材です。
登米市内には現在、7~8軒の製造業者があります。
それぞれ製造方法は異なり、手作りから近代設備による生産まで、いろいろで企業秘密のようです。
一口に「油麩」と言っても、使っている原料、油、そして作り方によって、味、形、色、食感が違い、食べる人の好みということになります。
一般的な油麩は、長さが25~26cm、直径が5cmぐらいの、フランスパンのような形をしています。

とても体が温まる昼食になりました。

この周辺には「はっと」と「油麩丼」を食べられるお店が何件かあるようです。




売店で注目したのは、創業明治13年の田辺菓子店が作る「太白飴」

10月~4月の気温が低い期間のみの製造のようです。
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もち米と大麦だけを使った昔ながらの手作り飴

ほのかな甘みが自然な美味しさでした。
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地域で大切にされている料理を味わうのも旅行の楽しみです。


この後は海沿いを北上していきます。





喰膳 蔵・ら~ (くらら~)


住所:宮城県登米市登米町寺池桜小路2

電話:0220-52-2922

営業時間:11:00~16:00

定休日:無休




食べログhttp://tabelog.com/miyagi/A0403/A040303/4008754/