保護犬こてつ | トリマーのち獣医ときどきトレーナー Kana の日記

トリマーのち獣医ときどきトレーナー Kana の日記

元トリマーで獣医でトレーナー変わった経歴だと言われるけれど、ペットを愛する人の手助けをしたいと思ったら自然とこうなりました。
念願のペットの為のトータルケアサロンを始め、日々奮闘中♪

噛み犬って言葉は嫌い。
理由はあるから、噛む。それ当然。
人が噛まれる場合は必ず人がきっかけを作ってる。

photo:01


保護犬こてつのトレーニングを諦めて訓練士さんにお願いすることにしました。

噛んだということでセンターに持ち込まれ、
同じ理由で預かりボランティアから私のところに持ち込まれ



訓練所に持ち込まれた。

接する人数の多いまりもでのトレーニングはこの子には難しかった。
photo:02


昨日…
社会化にいつも協力してくれる、パパさんにお願いして、少し離れた位置で同じ空間にいてもらった。
男性が苦手。
たぶんそれがスイッチ、
ずっと射程距離にいる私に噛み付いてた…>_<…

手を狙って噛んできて、隠しても飛んででも噛んでくる。
手が噛めなくなるとずっと靴と足を噛んでた。

辞めるまで好きにやらせておこうと、パパさんといつものおしゃべりしながら、やらせてみたらパパさんにいてもらった1時間。
ずっと噛み続けてた。

ここまでの子は経験ない。
たぶんこのまま私が店でトレーニングしても遠回り。

無理せず本業の訓練士さんにお願いするのも正しい選択のはず。


トラウマとか可哀想だとか…
そんな風に思って保護犬に接した子はないし、こてつも可哀想だとか恵まれない子だとは思わない。

だけど、
これじゃあ、譲渡できないと思ったのは初めての経験でした。
落ち着いた環境で、噛む必要がないことを早く気づいて欲しいです。

保護犬の中にはプロの手を必要としてる子がたくさんいる。
手前味噌だか、CAJAっ子は恵まれてる。

もっともっと、プロが手を差し伸べやすい保護犬環境を作りたい。
そんなプロジェクトに参加したつもりだったけど、なんだか違う方向だったかも。
まあ、流れに任せて…
所詮なるようにしかならないんだから…


ついでに…
photo:03


去年からまりもで居候してたタクトが卒業。
明日からトライアル。
家庭犬に戻れる日はもうすぐかなラブラブ