10年近く、居候生活してた
キャバリア チェリーが旅立ちました。
昨年冬頃から、一気に老け込み。
今月入ってからは立てなくなりました。
寝たきり生活半月、ごはんが食べれなくなって2日
このままでは逝ってしまう。ということで、
中心静脈カテーテルによる栄養保持の治療をはじめようと、
私がチェリーのいる本院にカテーテルを入れに行ったら、すでに息を引き取ってました。
スタッフが二人チェリーの居るすぐ横でトリミングをしていて、
最初は死んだことを私がまだ聞いてないだけなのかと思うほど、
息をしないチェリーの横でスタッフは普通に作業をしてました。
(患者の死に慣れてるので、わりと私達はたんたんと作業ができてしまうのです)
心臓が止まってしまってるのを、聴診器で確認して
スタッフに
「チェリー、逝っちゃったよ」と
二人はとっても驚いてました。
さっきまで鳴いてたのに・・・と。
すぐそばにいてもわからないくらい、静かな最期だったようです。
カテーテルの入れにいくのが1時間早かったら、まだ生きてたのかもと
思ったりもしましたが、たぶん結果は同じ。
延命はしたくなかったんだと思います。
元の飼主は会いに来れませんでした。
たぶんもう3年くらい会ってなかったと思います。
飼主のいなかったチェリーは幸せだったのか・・・
いつもスタッフの笑顔に囲まれてたから幸せだったかな。
チェリーとのんた
のんたも居候で数年前に亡くなった。
元の飼主さえ、はっきり放棄してくれてれば、治療が間にあってまだ生きてただろうに・・・
後悔の残る最期だった子。
これで居候を見送るのは何頭目だろう・・・
居候ってなんなんだろう・・・
飼主が微妙にいるけど、みんな飼えない事情があって、
飼えないなら捨ててくれればいいのに。
知り合いの動物病院に預けてる
でも、捨てる勇気はないの。仕方ないとは思いながらも、ズルイ。
店で預かってる保護犬とは違う。
お迎えを待ってる保護犬と、もうお迎えの来ない居候。
両方ともかつては家庭に居たはずなのに。どこで別れちゃうんだろうね