7人の作家の新作短編が入っている。どれも楽しくすいすい読める。
私は今回の作品の中で、読みやすいのは湊かなえ『楽園』、私が好きなのは近藤史恵『ゴールよりももっと遠く』だった。

『楽園』わたしがわたしになるために、雪絵は誰にも言わずにトンガへむかった。日本に残された祐太は雪絵を探すために1枚の絵がないことに気づく。雪絵が抱えている秘密とは?トンガで出会う人との交流も楽しく読めた。
『ゴールよりもっと遠く』プロロードレーサーの赤城はバランサーとしてチームをまとめる役割であり、チームのエースで一匹狼の石尾の唯一の理解者でもあった。そんな中、石尾が敵チームへの移籍するという噂がでてきた。そして突然のレースの中止。ロードレース界の厳しい現状を通して、アスリートたちの考えを知ることができた。

今回でシリーズ3作目。1・2から続いている話もあるのでぜひ1・2も読んでほしい!
(『ゴールよりもっと遠く』は1・2からの続編です。)

こってぃ