「面接官をだますなんて簡単だ」、「成功体験はインパクトさえあれば大丈夫!」、「今の自分を見れば自己分析できるでしょ?」などといった就活に関わるウソを解明していく形で書かれている。就活においてまずすべきは自己分析だろう。「なぜその会社に入りたいのか」という志望動機にしても自己分析なしには、的外れで実のないものになってしまう。甲府西高校の校訓が「自己を知り、自己を深める」だったように、自分を主観的にかつ客観的に見つめていくべきである。教採にも通じる著書である。(しゅん)