子どもの貧困について、様々な立場や現場から総勢105人の著者により書かれている。そのため、貧困をあらゆる角度から分析することが可能だ。また乳幼児、小学生、中学生といった年齢によって、一方、学費関係、児童養護施設、医療、不登校、非行、性、虐待というテーマによって、貧困をとらえており、非常に包括的な書となっている。(しゅん)