中学生13才から19才近くまで、
手首を切っていた。

たくさんの人のブログやSNSから、大人になっても傷跡が消えずに困っている人の声を見ていたので、切る範囲を決めていた。

ちょっとバンドが広い時計で隠れる範囲のみ。そこだったら思い切り切ってもいい。それ以外は何があっても自制する。

そんなマイルールのもと、頻繁に切っていた。

時には、時計で隠しきれずに手首が絆創膏だらけになったり、思いのほか深くて、包帯を巻いたり。
なんだかいかにも「自傷しました」風になってしまい、微妙に周りに気を遣わせたりしてしまった。みんな優しいから、何事もないように普段通り接してくれたし、私自身もそれなりに優等生ポジションだったので、そんな状態でクラスの会長をやったりしていた。周りが気づいていたのかいなかったのかはよくわからない。

ただ切ってはいたものの良かったことは、なんだかんだ数日もあれば赤みがなくなること。
絆創膏がいらなくなるので、時計で隠せる。切った跡がだんだん白くなり、1週間もあれば皮膚とそれなりに同化する。数年経った今では、よーく見ないと分からないほどに回復した。

だけど、ここ数ヶ月、また自傷を復活させてしまった。

でも正直もう私は大人だし、夏だったから半袖も着るし、中学生の時みたいにやぼったいバンドの太い時計をつけるわけにもいかない。
ということで切り始めたのは、太もも。

久々だったので、軽めにスーっとカッターをいれてみた。赤みが出る程度から、ちょっと血が滲むくらいのほんの軽いもの。跡にしたくなかったけどスッキリしたかったから、それくらいの傷をいくつもつけた。

すぐにスッとして気持ちが楽になったし、太ももなんて絶対に誰にも見られないという安心感から、繰り返し軽ーく切った。

それなのに。全然、傷が薄くならない😢
1ヶ月経って、やっと赤みがなくなって。2ヶ月経ったいま、ようやくかさぶたみたいになっている。

2ヶ月経って、ぜんぜん治らないとは何事!?細胞の入れ替わりが、手首より太ももの方が遅いのだろうか?

高校を卒業して、手首を切りにくくなっちゃって、自傷できない悶々とした気持ちを持ち続けて苦しんでいたから。気持ちが昂ってしまった時のはけ口、やっと見つけたのになあ。

軽くしただけだからすぐ元通りと思っていたのに、あんまりにも治らないんだもん。かゆいし。

線状のかさぶた(?)が足の付け根から膝近くまで。さすがに目立つし、自傷なことが丸わかりなので、皮膚科にも行きづらく。

早くかさぶた薄くなってほしいです。