なつかしいゆめ。 | ☆ローズマダー日誌☆

なつかしいゆめ。





昔の夢を見た。






小さい頃、

母は動物が嫌いだと聞かされていた。







10代の時、

遊びに行ったお台場で売っていた

ビンに詰められたらウーパールーパーを

無理やり買って帰った。







両生類は人に懐かないので、

自分で買ってきたくせに

世話は全部母任せになっていた。








。。。動物が嫌いなはずの母が

『うーちゃん、うーちゃんドキドキ

とウーパールーパーを呼び、

餌を食べると嬉しそうにしていた。

そのうーちゃんを見つめる目は

動物嫌いの目ではなかった。








なんで、

動物嫌いと聞かされていたかの

真実を知ったのは

うーちゃんが2年目の夏を

越えられなかった時だった。







深夜のバイトをしてた私に、

大泣きする母から電話がきた。

『うーちゃんがうごかないの』と。








帰宅した時

そこには泣きはらした顔の母が。

『だから嫌なのよ。大事にしていて懐いてくれて家族だと思っていても、人間より先に逝ってしまうんだもの。』

だから、

動物なんか嫌いだ。と遠ざけていたんだと。

その時初めて知りました。








みるくさんを実家に連れて行く度

嬉しそうに抱っこする母。

彼女を泣かせないためにも、

みるくさんとしっかり生活

していかなければならないな。

みるくさんが長生きできるように。

もちろん、母も。








と、

みるくさんのいびきを聞きながら

うとうとしてるうち、

懐かしい昔の夢を見ました。








うん。

地元の夏祭りに行くときは

みるくさんも連れて行こう。

きっと、

嬉しそうに『みっちゃんも来たのーラブラブ!

って言うだろうな。

うん。

そうしよう。








じゃ、

また寝ます。