ピアス

今も

たくさん

身体に

残る

ピアス

の

傷痕











いろんな

場所

に

あけた

ピアス











両手両足

じゃ

数えきれない

くらい

いくつも

あけてた











理解

して欲しい

なんて

思わなかった











意味は

私だけが

知っていれば

それで

良かった













誰に

後ろ指を

指されても



決して

外そうと

しなかった












私に

とって

ピアス

は

鎧

だったから












今なら

それを

認められる












ピアス

の

数だけ

強く

なれる












そう

思ってた












気付いたら

私に

残っていたのは

わずかな

数だけ











あたしは

知ってた











ピアス

なんかに

なんの

意味も

なかった事












一つ

外すたび



不必要な

マイナスの

感情を

捨てた












一つ

外すたび

君が

近くなった












君

の

手

を

掴みたかった












外し終わっても

傷痕は

消えない











過去に

執着を

なくしても

過去は

変わらない












全てを

受け入れるのは

辛くて

苦しい

作業











それでも

進む為には

向き合わなきゃ

ならない











君が

待ってるから