今日の練習はオフということで


高校生4人を連れてポルトまで観光に行ってきました。



街の中心街を5人で歩いていると


後ろで1人が


「何なんですかコイツら!?」


そう言うのでチラっと振り向いてみると


女性2人組にしつこく道を尋ねられてる様子・・・


(ポルトガル人ではなくて東欧系の人のようでした)


松本量平オフィシャルブログ「Will」


なんだかあまりにもしつこい様子で


地図を広げて 「Museu!Museu!(博物館のことです)」


と言って詰めよってくるので "No" の一点張りで


その場を回避、すると2人も退散してどこかに行きました。



「何なんだよアイツら・・・」


そう言いながら歩き出すと


しつこく言い寄られていた1人が


「あっ!財布盗られた!!」


(かばんのチャックが開けられ財布がなくなっていたらしいです)



2人が退散して時間もまだすぐだったので


探せば見つかるかも・・・


2人組が退散していった方を見ると


「いたっ!あいつらだ!!」



見つけた瞬間、そっちの方へ5人でダッシュ!


そこはさすがにみんなスポーツマン


ほどなく2人組に追いつき


(日本人の敏捷性が活きました(笑))



僕が1人を、財布を盗られた彼がもう1人を捕まえ


「おいコラっ!財布はどこにやった!!」


「もう警察を呼んである!!」


(これはその場で思いついた嘘です)


「お前らのカバンの中を見せろ!!」


そう言って僕は1人のカバンをチェックしたのですが


財布らしきものははなし・・・


ポケットにも何も入っていないようでした・・・


松本量平オフィシャルブログ「Will」


もう1人の方を見ると財布を盗られた彼が


日本語で強引に詰め寄っていました


(後で聞くと日本語でしか言っていないのに捕まえた瞬間に


えっどうしたの?と自分のカバンの中を見せてきたらしく


それはもう明らかに確信犯です)



カバンにはなかったみたいですが


地図に挟んでいたみたいで財布発見!!



こんなことほぼ奇跡に近いのではないでしょうか


僕は最初の1人チェックした時に


他の仲間にもう渡されてる可能性もあるなと


一瞬頭をよぎったぐらいです。



2人組はなくなく退散し


財布の中身もそのままで事なきを得ました。



しかし巧妙な盗みのテクニックでした。


あの一瞬でカバンのチャックを開け


財布を抜き取ってるなんて思いもしませんでした


どうやら1人が地図を目の前に広げ


視界を遮っている隙に


もう1人がカバンに手を伸ばしてたみたいです。


松本量平オフィシャルブログ「Will」


みなさんも海外に行く時は気をつけてください。