試合に全力で臨むのは当たり前のことです。
全力を出せない選手は選手とは呼べません。
ただ日本では試合のすべての時間を
全力でこなそうとする傾向があるように思います。
(もちろんそれが出来れば素晴らしいことですが・・・)
90分の試合全体を最大限の集中力で
最初から最後まで保つというのは
人間という生き物の性質上やはり困難です。
こっちの試合を見てて思うのは
"上手にサボっているな" ということ。
試合中の状況を見てある時間帯では休んで、
ここぞというところではサッと出てきて仕事をこなします。
今日2部のベレネンセスvsトロフェンセの試合を見たのですが
ピッチのまわりにいるボールボーイが正に同じことをやっていました。
試合が流れていても遠くにボールがある時は
自分の持っているボールで遊んだり
横のボールボーイ仲間としゃべったり
さらにはスタンドに壁打ちのキック練習までしていました(笑)
そして近くにボールが来て、自分の仕事が近づくと
試合の方に体を向けて様子を見だします
そのボールが外へ出ると、サッとボールを渡して自分の仕事をこなします。
そしてまたボールが遠くへ行くと
くるっと後ろを向いて壁打ちのスタートです(笑)
日本のボールボーイは・・・
確か体育座りで90分間
常に全神経集中型だったように記憶しています。