涼太の好きなところと嫌いなところが半分づつになって
だんだん嫌いなところが多くなった。
それで別れようなんて言っちゃった。
涼太のこと好きだったのに。
どうしてこんなこといったんだろう。
別れようって言ったらいつもみたいに治してくれると思って
ちょっと期待したうちがばかだったんだ。
やっぱり好きだよっていったけど
もう手遅れで…。
だから吹っ切れよう！って決意した。
散々泣いて、目腫れて、
でも心から大好きだったから
涙がとまらなくて…。
つぎの日、親友として涼太の家にあるうちの私物を貰いにいった。
すぐ帰るつもりだったんだけど、
そんな急いで帰らなくてもいいよ。
って言われて涼太の言葉に甘えた。
しばらくして抱きついてきたりキスしてきたり…
親友なのにこんなことしてもいいの？って思ってたけど
やっぱ好きな人とこうするのは嬉しくて、
突き放さなかった。
けど、どうしても気になって
ねえ、好き？
って聞いてみた。
うん、大好き。
って。
嬉しくて嬉しくて、もうどうにかなりそうだった。
よかったー。って心から安心した。
うちはそのあとバイトで
帰り駅まで送ってもらって
手繋いだりしてすっごく嬉しかったんだ。
んでバイト終わって コムしたら
やっぱ友達でいよう。
って言われた。
こんなに反省して
涼太のこと大好きで、
でも許してくれたの嬉しくて、
バイトも頑張れたのに…
ひどいって思った。
でも説得しても変わらなくて…
んでもうどうしたらいいのかわかんなくて…
ずっとずっと不安で
不安から解放されて
またもっと不安になって…
うち、また捨てられるんだ。
所詮体目当てなんだ。
もうどうしたらいいのかよくわからなくて…
そしたら電話してて過呼吸になった。
本当に死ぬかと思った。
でも 涼太から
一時の倦怠期かもしれない。
って、言われてその日はもやもやしたけど
なんとか寝れたんだ。
そして今日。
朝 涼太と電話してたら
昨日怖い夢をみた。
って言われた。
なにみたのー？
って聞いたら
美咲が過呼吸になってとまっちゃう夢。
もう汗だくだくだよ…。
って。
そんなに苦しめてたんだ…
って思って申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
涼太には
そんなことあるわけないよー笑
ってごまかしたけど
ぶっちゃけ泣いてた。
ごめんね、ごめんね。
って。
涼太が部活行ってる間
いろんなことを考えた。
でもそのたびに苦しくなって
声あげて泣いて…。
耐えきれなくなって
友達に電話した。
そしたら自然と気持ちが楽になって…
明日海いくって約束したから
そのときにちゃんと自分でけりつけなきゃ。
って思ってた。
んでバイトも休みとって
バイト休みとったよー!(*^^*)
って連絡したら
明日家庭教師くるー
まあそれまでどうせ部活だけど。
って。
家庭教師は仕方ないけど
約束したのとちがうじゃん。
って。
部活はいつでも休めるのに
部活のほう優先なの？
って。
また泣いた。
辛すぎて耐えられなかった。
けど
明日家庭教師なくなったー！
海いくか！
って…
うちもうどうしたらいい？
我慢するべき？
どうしても好きなんだよ…。
でも辛いんだよ～…。
もうずっと泣く生活は
嫌だっ。
とりあえず明日海いってみて
ちゃんとはっきり決めてくる。
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