ピエール=オーギュスト・ルノワール 063

 

ルノワール 

『 ジョルジュ・シャルパンティエ夫人と子供たち 』    
1878年
メトロポリタン美術館

 
 

ピエール=オーギュスト・ルノワール

ルノワールは言った
「芸術が愛らしいものであってなぜいけないんだ?世の中は不愉快なことだらけじゃないか」

Pierre-Auguste Renoir
生誕    1841年2月25日 死没    1919年12月3日(78歳) 

フランスの印象派画家で、印象派のムーブメントの中心の一人であった。

10代の頃磁器の絵付け、扇子の装飾を手掛ける職人として職を得るが、絵付けの機械化で職を失ってしまう。

次第に絵画に興味を持ち、仕事をしながらデッサン学校に通い、画家になることを決意する。

この頃、モネ、シスレー、バジールなどの画家仲間とも出会う。

彼の作品の特徴は、絵の中の世界と人々に対し、豊かな感情、温かみのある反応を描いている。

初期は典型的な印象派絵画で人々の実生活のスナップをたくさんの色と光で光彩を放つ作品であった。

印象派絵画は人々から中々受け入れられなかったが、シャルパンティエなど少しずつパトロンとなってくれる人が増えた。

しかし印象派絵画の独特な表現に限界を感じていた頃、イタリア旅行でラファエロの作品に大きな影響を受ける。

1880年半ば、印象派との関係を断ち、古典的な技法を習得し、はっきりとした輪郭の肖像画、人物画、と作風を変えた。

ルノワールは年をとってからも絵を描くことにとても熱心で、重度のリウマチ炎に悩まされ車いす生活を送りながらも描き続けた。

手首に筆を縛り付けて描いていたとのエピソードもある。

http://kininaruart.com/artist/world/renoir.html

 

 

 

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